ついに開催まで残り1週間を切った1.4東京ドームレッスルキングダム17。
これまで2回にわたりそのレッスルキングダム17で
行われるタイトルマッチについて書いてきたが、
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今回はその締めくくりとして後半に行われる3つのシングル王座の
タイトルマッチについて考察していきたいと思う。
IWGPジュニアヘビー級選手権4WAYマッチ
10月の両国大会で決定したこのジュニア最高峰のベルトを巡る戦いは
その後のシリーズを通じ、長く前哨戦が続いてきた。
また4WAYという特殊な形式で行われるだけに、
前哨戦もいささか分散された印象があるが、はたしてタイトルマッチ本番は
どのような戦いになるだろうか。
結論から言うとメンバー的に白熱した好勝負が展開されることは間違いないだろう。
そして王者自身が関与せずとも王座が移動するだけに、
その確率はかなり高いかと思う。
つまり絶対王者と言われる石森がタイトルを失う可能性があるということになるが、
はたしてこの強敵の包囲網を潜り抜け、タイトルを守ることをできるだろか。
またワトがジュニア至宝のベルトを初戴冠するのかにも注目が集まっているが、
新日ジュニアの顔であるヒロム、デスペラードも黙っているわけはないだろう。
誰が勝利してもおかしくないこの4WAYマッチが終わったとき、
ベルトを掲げている男はいったい誰になるだろうか。
IWGP USヘビー級選手権
長期間にわたりSNS上などで抗争を続けてきた二人が
ついにシングルマッチで戦うこのUS王座戦。
挑戦者のケニー・オメガにとっては4年ぶりの新日本プロレス復帰となる。
以下の新日本プロレスのインタビューでも語っているように、
オスプレイとの戦いに絶対の自信を見せているケニーだが、
ケニー離脱後、自身のユニットを立ち上げ、新日本プロレスの頂点のベルトまで
たどり着いたオスプレイも負けられない思いは強いことだろう。
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はたして新旧の二人の王が交わるこの一戦の勝者はいったいどちらになるのか。
そしてその勝者の前に登場する次の挑戦者は誰になるのか。
世界最高峰の二人が織りなす戦いはまさに見逃し厳禁と言えるだろう。
IWGP世界ヘビー級選手権
新日本プロレスのトップオブトップと言える二人が争う今回のタイトルマッチは
ほぼ前哨戦のない中で行われる異例の展開となった。
その前哨戦の少なさに比例するように、話題性という部分では先に行われる
ケニー・オメガVsウィル・オスプレイのUS王座戦に押されているように思うが、
戦いの中でそれらを払しょくすることができるだろうか。
どちらが勝利するかという予想は非常に難しいが、
それ以上に難しいのは次の挑戦者に誰が名乗りを挙げるのかというところだ。
至宝のベルトを巻いたことのなる経験者と言えば、
棚橋弘至や内藤哲也、鷹木信悟などがいるが、
おそらくこのメンバーが出てくることは無いような気がする。
個人的には彼ら世代ではなく、
もう少し下の世代から出てくるのではないかと思うが、
はたしてメインのリング上に登場する男はいったい誰なのか。
また50周年を締めくくり、51周年の旗手となるのはやはり大本命のオカダなのか、
もしくはジェイ・ホワイトがその野望を打ち砕き自らの時代を守り続けるのか。
US王座戦との間接的な戦いも含め、こちらも目を離してはいけないだろう。
そんな3回にわたって、次のレッスルキングダムの
タイトルマッチについて書いてみたが、
いったいいくつのタイトルが移動するだろうか。
個人的には今回は多くのベルトが動くのではと思っているが
その結末はどうなるのか。
そんな多くのタイトルマッチが行われるレッスルキングダム17は
1月4日 15時20分よりスタートだ。