年末も押し迫り開催まで約2週間となった1.4東京ドームレッスルキングダム17。
そのWK17では今年も多くのタイトルマッチが行われるが、
今回の記事ではそちらについての考察を進めていきたいと思う。
👇
はたして2023年初となるタイトルマッチを制し、
各タイトル戦線を牽引する存在となるのはいったいどの選手たちになるだろうか。
IWGPジュニアタッグ選手権
SJTLでも対戦した両チームであるが、そのリーグ戦では王者チームが勝利している。
それを前哨戦と考えれば、通例であれば挑戦者チームが優勢ともいえるが、
両チームとも実力を持つだけに最後まで勝敗の行方は分からないだろう。
カギを握るのは新たに新日本プロレスのジュニア戦線に加わった
リオ・ラッシュかと思うが、YOHがどれだけリオ・ラッシュのサポートができるか
という部分が勝敗を左右しそうである。
はたしてYOHはこの新たなパートナーとともに、
再び王者に返り咲くことができるだろうか。
IWGP女子王座選手権
新日本プロレスとスターダムの合同興行のメインイベントという大役を務め、
そこでアイコンである岩谷麻優を破り、IWGP女子初代王座を戴冠したKAIRI。
それだけでも偉業であることは間違いないが、
初防錆戦の舞台は新日本プロレスの1.4東京ドームの本線という、
これまた例を見ないビッグマッチで行われる。
その対戦相手として王座決定戦の試合後中野たむが登場し対決が決定したが、
二人にとっては対戦相手のみならず、
新日本プロレスファンとの戦いという部分もあるだろう。
IWGP女子王座の価値を高めるためにも、ファンが納得する戦いが求められるが、
この二人であればきっと素晴らしい戦いが展開されるのではないだろうか。
また試合後には次の挑戦者の登場も予想されるが、
はたしてサプライズは起きるだろうか。
そのあたりも大きな注目点となるだろう。
IWGPタッグ選手権
現王者FTRにWTLを2連覇した毘沙門が挑むこのIWGPタッグ選手権。
世界的タッグであるFTRから流出しているベルトを取り返すことができるのかに
注目が集まるが、そのポイントとなるのはやはりYOSHI-HASHIだろうか。
元々毘沙門は後藤洋央紀がポイントゲッターであったかと思うが、
今回のWTLを見ている限り、今はYOSHI-HASHIが完全にその役を務めているように思う。
タッグのタイトル戴冠までに長い時間がかかったYOSHI-HASHIだが、
その後の急成長という部分は多くのファンの方も目を見張るところはあるだろう。
はたして現在の勢いをもって毘沙門がタイトルを奪還することができるのか、
そして次の挑戦者はどのチームになるかにも注目しておく必要がありそうだ。
さて今回は前半戦の3つのタイトルマッチについて書いてみたが、
残りのタイトルマッチに関しては、また別の機会に書いてみたいと思う。
そちらもご覧いただければ幸いだ。