今シリーズも後半戦を迎え、残りも約1週間となった。
最終戦の神戸ワールド記念ホール大会では、
IWGPジュニアタッグ、NEVER無差別級、USヘビー級という
3つのタイトルマッチが組まれており、
10月のイギリス大会ではIWGPタッグが、
そして10日の両国ではIWGP世界ヘビー級王座の
タイトルマッチも組まれている。
今後新日本プロレスはその先にあるレッスルキングダム17に向け、
各タイトルの動きが出てくるということになるだろう。
そこで今回の記事ではそれら各タイトルについての動きを
テーマに進めていきたいと思う。
IWGP世界ヘビー級王座
このタイトルは選出したように10.10両国大会で
王者ジェイ・ホワイトに対しタマ・トンガが挑戦することが決定している。
そして公式発表ではその勝者がWK17でG1CLIMAX32覇者である
オカダカズチカと闘うことが決定しているため、
このタイトルマッチが今年最後となりそうだ。
一般的に見るとジェイ・ホワイトが有利かと思うが、
はたして番狂わせは起こるのか?
そして予定調和を崩すようなサプライズはあるのか?
そちらにも注目しておきたいと思う。
IWGPジュニアヘビー級王座
昨日の記事にも書いたが、このタイトルは現王者石森太二と
3年ぶりに新日本プロレスに帰還したKUSHIDAが現在は抗争を続けている。
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また現時点では二人によるタイトルマッチは正式に決定していないが、
おそらく今シリーズ最終戦の神戸大会の後に決まるのではないだろうか。
現在の新日ジュニアを牽引する全体王者と
前回の新日本プロレス在籍時に一時代を築いた元WWEスーパースター。
はたしてこの両雄の対決はどちらが制し、
また次の挑戦者は誰が名乗りを挙げるのだろうか?
IWGP USヘビー級王座
今シリーズ最終戦の神戸大会でタイトルマッチが組まれているUS王座は、
現王者ウィル・オスプレイをG1で破った
デビッド・フィンレーが挑戦するというカードが組まれている。
ここまで同期と言っていいジェイ・ホワイトやジュース・ロビンソン
から後れを取っていたフィンレーが彼らの実績に追いつくことが出来るかに
注目されるが、下馬評ではオスプレイ有利は動かないところだろう。
もしオスプレイが今回防衛することになれば、
次の挑戦者は今のところ全く予測できないところである。
タイトルの性質上、海外メインでタイトルマッチが組まれる可能性も高いだけに、
ここから年末に行われる海外の大会で次戦が行われる可能性は大いにあるだろう。
またオスプレイ自身もAEWなどの団体にも積極的に出場しているだけに、
次の挑戦者はそれらの団体から出てくるのかもしれない。
現在そのAEWで抗争を続けていたケニー・オメガは出場停止処分であるが、
彼とのタイトルマッチが決まれば、これはドリームカードと言えるだろう。
はたしてこのタイトルの次なる展開はどうなっていくのだろうか。
さて今回の記事では3つの主要タイトルについて書いてみたが、
WK17に向け様々な展開が起こることが予想される。
新日本プロレス内だけではなく、他団体からの動きも考えられるだけに、
今後の展開から目を離してはいけないことは間違いないだろう。