ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】IWGPジュニアヘビー王座をめぐる王者と覇者たちの戦い。

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(出典:新日本プロレス公式)

 

IWGPジュニアヘビー級王者 石森太ニ

BOSJ27覇者 高橋ヒロム

S-JCUP2020覇者 エル・ファンタズモ

 

 

来たるWK15ではIWGPジュニアへ級王座をめぐり、

この王者と覇者たちによる3すくみの戦いが実現されそうである。

 

 

早速ツイッター上ではその駆け引きが始まっており、

期待感は否が応でも高まってくるところである。

 

 

 

 

 (ヒロム・石森・ELPツイッターより)

 

 

ここであらためてWK15での予想される流れを書いておくと、

初日の1.4でBOSJ覇者ヒロムとS-JCUP覇者ELPが先に対戦し、

その勝者が翌日の1.5に王者石森と対戦することになるはずだ。

 

 

まずは先に行われるヒロム対ELPについて進めていこう。

おそらくこの二人のシングルマッチは初対決であると思う。

 

 

思えばヒロムが負傷欠場中にELPは新日本プロレスに参戦し、

あっという間にトップ戦線へ昇りつめ、

いまや新日ジュニアには欠かせぬ存在となった。

 

 

今年はコロナ禍によりほぼ参戦がなかったELPであるが、

今回のS‐JCUPを制し、満を持しての登場ということになる。

 

 

またヒロムもまだ記憶に新しいデスペラードとの死闘を制し、

こちらも多くのファンの期待通りBOSJ優勝を勝ち取った。

 

 

この二人のトリックスターによる戦いは、

ただの挑戦者決定戦という枠を超える戦いになることだろう。

 

 

リング外の行動などにより、そんなイメージはあまりないかもしれないが

リング上のヒロムの戦いは基本的に正攻法であると思う。

 

 

しかし対するELPはリング上のファイトも全く読めない男である。

何をやってくるのか、またダメージがあるのかないのかも含め、

対戦相手にとっては極めてやりにくいタイプであるかと思う。

 

 

もちろんBCとして反則行為も全くいとわないELPに対しヒロムがどう戦うのか。

初対決という部分も含め苦戦が予想されるところだ。

 

 

しかしヒロムとしては自身の夢の実現のためにも、

ここで負けるわけにはいかないところだ。

 

 

さあ、この世界のトリックスター対決を制し、

タイトルマッチへ駒を進めることが出来るのは、ヒロムか、それともELPか。

 今から楽しみで仕方がないところだ。

 

 

ではここからは1.5に行われるタイトルマッチについて書いてみようと思う。

現王者石森太ニはBOSJでは惜しくも決定戦には出場できなかったが、

同率首位とその実力はいかんなく発揮したといえるだろう。

 

 

またそのBOSJの戦いぶりを通じ、改めてそのオールラウンドな

強さを認識したファンも数多くいるかと思う。

つまりこの王者の強さは簡単には倒せるようなものではないということだ。

 

 

そして今回そんな盤石と言える王者に、ヒロムもしくはELPが挑戦する。

どちらが来ても好勝負必至であるが、やはり多くのファンは、

ヒロムのタイトル奪取を期待しているかと思う。

 

 

しかしもしヒロムが来れば石森にも負けられない理由があるはずだ。

BOSJで負けたという直接的な理由もあるが、

 

 

そのBOSJで王者でありながらヒロムに多くのメインを奪われたという

間接的な理由も負けられない理由の一つであるだろう。

 

 

これはチャンピオンとしては試合で敗北するより、

もしかすると屈辱的なことかもしれない。

 

 

王者でありながら、無冠のヒロムより格下に扱われる。

この屈辱を晴らすのはこの年間最大興行WK15での勝利しかないだろう。

石森の意地にも大いに期待したいところである。

 

 

一方ヒロムからすればBOSJを制し、ELPとの決戦にもし勝ったとしても、

このタイトルマッチで敗れれば、すべてが水の泡になる。

 

 

しかしここでファンの期待通り、再びチャンピオンに返り咲けば、

まさに名実ともに新日ジュニアのトップに君臨することになるだろう。

 

 

つまりヒロムにとってこのWK15はオールオアナッシング、

すべてを失うか、もしくはすべてを手に入れるのか

という今後を占う意味でも大きなものになると言えるだろう。

 

 

今後の新日ジュニアを考えても新日ジュニアにはこの3人に加え、

BOSJでその存在感を増した、デスペラード、SHO。

そしてその他にも多士済々のメンバーがそろっている。

 

 

また先日のS‐JCUPに出場した選手の中からも、

リオ・ラッシュを筆頭に今後本格的に参戦してくる選手もいるだろう。

 

 

つまりそれは2021年以降のジュニアの戦いが

より白熱することを意味しているかと思う。

 

 

そして先日の武道館大会のように、ジュニアの戦いが

ビッグマッチのメインを飾ることも

そう遠くない未来に達成するであろう。

 

 

 


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