今週末の9.4、9.5に行われるメットライフドーム2連戦。
その全対戦カードがついに先日発表された。
両日ともスターダムの提供カードを含めても実質6試合となり、
これまでのコロナ禍の大会同様、かなりコンパクトな大会となるようだ。
また今回はニュージャパンランボーやガントレットマッチもないため、
参戦人数もかなり絞られている。
こちらも現在の情勢を意識したということだろうか。
今回のダブルドームの印象としては、2日目に主要タイトルを固め、
初日は遺恨の清算や新展開のスタートという趣が強いかと感じた。
つまり何かが起こる可能性が高いのは2日目ではなく、
初日である公算が高いと言えるだろう。
その初日に関しても注目カードは多くあるが、
今最も旬と言えるカードはこれしかないだろう。
そうそれはSHOvsYOHの元3K対決である。
8.16のあの裏切り劇から約3週間。
ついに二人が対角線で向き合うことが決まった。
あの日から二人は公の場には登場しておらず、
SHOに至っては一などもなくなどもなく音信不通という状態である。
YOHに関しては以下のインタビューで現在の気持ちを語っているので
ぜひご覧いただければと思う。
↓
このカードで注目されるのはやはりSHOの動向ということになるだろう。
彼がひとりで出てくるのか? コスチュームや入場曲はどうなるのか?
そもそもリングネームもそのままなのか?
以上のようなことを筆頭にSHOに関してはさまざまな注目点が存在する。
ジュニアの選手のSPシングルマッチがここまで注目されることは、
現実として稀なことであるが、
それは裏切りの衝撃がそれだけ大きかったということだろう。
そう考えると今回の3Kの分裂劇は、
ある意味ベストなタイミングであったということが言えるかもしれない。
ではこの試合、具体的にはどのような展開が起こる
可能性が考えられるだろうか?
まずこれはSHOがどのユニットに移動するのかということになるが、
多くのファンの声の通りヒールターンするならば、
そのユニットのメンバーが何らかの形で試合に介入するだろう。
入場時にすでに一緒に登場しているのか、試合中に乱入するのかはわからないが、
この戦いは普通の試合のような決着ではおそらく終わらないだろう。
つまり今回の戦いはこれからの展開の導火線に過ぎず
この戦いでさらなる遺恨が生まれ、
最終的な決着は以降へ持ち越しになるということだ。
もし上記のような展開が本当にあるとすれば、
介入してくる本命はやはりUEということになるだろうか。
そうなれば介入してくる選手はおそらくオーカーンとなるだろう。
そしてそれをみて助けに来るのがCHAOSの石井智宏であれば、
展開的にも翌日のタッグマッチへつなげることが出来る。
このあたりの展開を個人的には予想しているが、
はたして本番はどのような展開となっているだろうか?
またその他に考えられるとすれば、
それはSHOではなくYOHが動くという展開である。
これは可能性としてはかなり低いが、
もし現実となればよりインパクトを与えるだろう。
YOHは上に添付したインタビューなどでCHAOS残留を宣言しているが、
これがフリでありYOH自身もCHAOSを裏切るというダブルクロスが起これば、
それは近年にないインパクトを残すことになるだろう。
個人的にはこちらが起これば面白いのではと考えている部分もあるが、
渦中のYOHの心中はどのようなモノだろうか。
そんな見どころ満載の元3K対決などが行われる今週末の
メットライフドーム2連戦。
まさに見逃し厳禁の2日間となることは間違いないだろう。