ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

【新日本プロレス】BOSJ28でSHOは自らの選択が正解であったことを証明できるのか?

 

f:id:yosikazukun:20211117084606p:plain

(出典:新日本プロレス公式)

www.njpw.co.jp

 

ここまでリーグ戦が2試合終了したBOSJ28だが、

その中で最も異彩を放ち、かつ結果を残しているのは、

バレットクラブ、そしてハウスオブトーチャー(以下HoT)のSHOだろう。

 

 

HoT加入後それまでの直線的なスタイルとは全く異なるスタイルを

見せているSHOだが、もともと3Kでファイスターンが囁かれていたのは

YOHの方であった。

 

 

しかし結果的にYOHは現在もこれまでのスタイルのままであり、

行動を起こしたのはSHOの方であった。

 

 

SHOのこれまでの好青年という姿から180度変化したヒールターンには、

当初は多くのファンが懐疑的であったかと思うが、

現状の姿を見れば以外にもハマっている印象を受ける。

 

 

もっというと今HoTの中で最も輝いているのはSHOと言えるだろう。

そのサイコパス的な雰囲気と紡ぎだす言葉。

それらがヒールとしてのSHOの魅力をより引き出しているように思う。

 

 

そしてそんなSHOがヒールターン後初めて臨むBOSJであるが、

今回のBOSJは優勝争いはもちろん、自らの選択が正解であったことを

証明するシリーズとも言える。

 

 

その介入や反則上等のファイトスタイルは、多くのファンのヒートを集めているが、

結果としてここまでジュニアの顔とも言えるデスぺとヒロムを破ったことを考えれば、

まずは順調な滑り出しと言えるだろう。

 

 

また勝敗のみならずファンからのヒートを買い、

それが結果的に注目を集めていることを考えれば、

その部分でも順調と言えるのかもしれない。

 

 

このままSHOがこのスタイルでBOSJを席巻し続ければ、

その対立軸である選手たちはより輝くことができるとも言える。

 

 

それはファンが求める圧倒的なヒーローには、絶対的な悪が必要だからだ。

闇が深ければ深いほど、光が輝くのはどの世界にも当てはまることだろう。

 

 

個人的にはSHOがヒールターン後、どれほど振り切ることができるのか?

と不安な部分はあったが、それはまさに杞憂であったようだ。

 

 

おそらく3Kのままであれば、これまで以上のポジションに

進むことは難しかったと思うが、今回大きな決断をしたことで

さらに前へ進むことが可能になったはずだ。

 

 

事実EVILもロスインゴ時代はある意味足踏みが続いていたが、

バレットクラブ加入後は2冠王者となり、それ以外にもトップ戦線に位置し続けている。

 

 

SHOも3K時代同じようなポジションであったことを考えると、

これからの活躍に期待が持てるかと思う。

はたしてSHOにはこのBOSJやその先にどんな未来が待っているだろうか。

 

 

そして話は少しずれるが元相方のYOHについても少し触れてみたいと思う。

SHOとの一騎打ちに敗れ姿を消したYOH。

真っ白な姿となり復帰したわけだが、現在2連敗中と依然スランプといえる状態だ。

 

 

今後のSHOとの対戦も含め、このままで終わるとは思えないが、

YOH自身にもまだ変化があるのではと個人的には考えている。

それは一言で言うとYOHが現状から脱却するという展開だ。

 

 

向かう先がどこになるかはわからないが、元相方が大きく変化した今

YOH自身もCHAOSに居続けることは得策でないように思う。

 

 

はたしてYOHはこのBOSJのなかで新たな変化を見せるのだろうか。

元3Kの二人に関しては引き続き注目していきたいと思う。

 

 

 

 


プロレスランキング

twitter.com