ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

【新日本プロレス】今、ファンが求めているのはストロングスタイルだけなのか?

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(出典:新日本プロレス公式)

hochi.news

 

 

先日、発表された上記のニュースを皆さんご覧になられただろうか?

Yahooニュースなどにも取り上げられたのですでにご覧になった方も多いかと思う。

 

 

私もそんな一人であるが、今回の記事に少し違和感を感じた部分もあったので、

当ブログで取り上げてみたいと思う。

 

 

これから書くことはあくまで個人的な考えであるので、

そちらをご理解いただければ幸いである。

 

 

まず今回のニュースで取り上げられたことを端的にまとめると、

8.10横浜武道館大会で鷹木信悟vs高橋裕二郎戦でのEVILの乱入を、

 

 

コロナ禍以降の新日本プロレスの戦略の安易な刺激策と紐づけ、

意見提言しているということだ。

 

 

そしてその意見を集約すると”以前”のストロングスタイルの熱さを

取り戻してほしいということになるかと思う。

もちろん私も上記のニュースを書いた方の言いたいことはわかる。

 

 

しかし本当にすべてのファンがストロングスタイルを求めているのか?

という部分に関しては疑問符がつくのではないかと思う。

 

 

その理由だがこれは個人的な主観であるが、

プロレスファンとは基本的にプロレスに非日常感を求めており、

ないものねだりであるからだ。

 

 

これを具体的に言うと、現在のようにエンタメ要素が多い場合は、

ストロングスタイルを求めることは自然であるし、また逆もしかりだ。

そして常にファンはサプライズを求めているという部分もある。

 

 

よって何が正解なのかは常に変動するということが言えるかと思う。

そしてその戦略が正解がどうかを見極める一つの指標としては、

それは観客動員ということになるだろう。

 

 

今回のニュースではコロナ禍後の新日本プロレスの観客動員の低下の理由を

新日本が行っている戦略のせいと断言しているわけではないが、

文面を読み取るとそのように受け取れそうだ。

 

 

しかし現在の動員数の件は本当に戦略だけのせいだろうか?

結論から言うと私はそうは思わない。

 

 

私が思うにそれは戦略だけではなく、

様々な要素が複合した結果ではないかと思うからだ。

 

 

まず公式ツイッターのフォロワー数が少し前よりも伸びていることや

インタビューなどからの情報でワールドの会員数も減っているわけでは

ないことを考えれば潜在的なファンの数はむしろ増えていると言っていいかもしれない。

 

 

しかしファンがそこからチケットを購入し会場に足を運ぶとなれば、

また別ということが言えるかと思う。

 

 

ファン側からすれば、コロナ禍の中行動が制限されているということもあるし、

感染リスクに敏感な方もいるだろう。

また選手の移動リスク軽減のため首都圏での興行に偏っているという部分もある。

 

 

つまりそれは首都圏のファンからすればワールドなどの映像で見ることはいいが、

何度も会場に行くことは難しいという状況であるということだ。

 

 

それは逆説的に地方と呼ばれる地域での興行の動員数が、

首都圏の興行の動員数を上回っていることが多いという部分にも表れているかと思う。

 

 

これは決して新日本プロレスから

ファンが離れていないということの証ではないだろうか。

つまり多くのファンはまだ新日本を見切っているわけではないということだ。

 

 

さて今回の記事では個人的な思いをいろいろと書いてきたが、

もちろん否定的な意見もあるだろう。

 

 

しかしこのような苦境と言われる時に応援してこそ、

ファンではないかと私は思っている。

 

 

よって当ブログでは今後も引き続き新日本プロレスを

応援していきたいと改めて感じた次第だ。

 

 

 

 


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