現地時間10.1、10.2に行われるイギリス大会ROYAL QUESTⅡ。
両日に渡り多くの戦いが行われるが、この大会は今後の新日本プロレスに
どのような影響をもたらすのか。
本日はそのテーマについて書いていきたいと思う。
まず初日であるが全カードは以下のようになっている。
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ROYAL QUEST Ⅱ – イギリス・Crystal Palace National Sports Centre(ロンドン) 2022/10/1 | 新日本プロレスリング
この初日のカードで目を引くのはやはりメインの
ウィル・オスプレイvs海野翔太の一戦だろうか。
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先日10.10両国大会での凱旋帰国が発表された成田連とともに
海外修行を始めた海野翔太がこのイギリス大会のメインを務める。
そしてその対戦相手は現在の新日本プロレスのトップを走り、
かつIWGP US王者でもあるウィル・オスプレイだ。
ここまでの実績を見れば比べようもないほど差がある二人だが、
逆に海野翔太からすれば、ここでもしオスプレイを倒せば、
来たるべき凱旋帰国に向け大きな箔がつくことになるだろう。
順当に考えればオスプレイの勝利の一択だが、
ここでこのカードがメインで組まれた意味を考えれば、
アップセットとなる結果もありえるのかもしれない。
はたしてこの初日が終わった時、
海野翔太の運命は大きく変化しているのか。
今後の凱旋帰国の展開も含め注目の一戦となりそうだ。
そして2日目の注目カードはこちらもメインのこのカードしかないだろう。
そうそれは内藤哲也vsザック・セイバーJrのシングルマッチである。
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先日の9.25神戸大会のメインで行われたUS王座戦終了後、
挑戦表明をはたした二人がこのイギリス大会で相まみえる。
正式には次期US王座挑戦者決定戦とは発表されていないが、
この試合の勝者はほぼ間違いなく10.10両国大会で
王者オスプレイに挑戦することになるだろう。
多くのファンは先日の挑戦表明から始まる内藤哲也の逆転劇に
期待しているかと思うが、ザックも故郷であるイギリスでの大会で
負けるわけにはいかないだろう。
そしてザックと言えばコロナ禍前に、
当時US王座を保持していたモクスリーに挑戦表明した記憶があるが、
ついにこのタイトルに手が届くチャンスでもある。
ここまで数多くの激闘を繰り広げてきた両者だが、
戦績はザックが明らかに有利である。
はたして内藤哲也はこの難敵を下し、逆転劇の夢をつなぐことは出来るのか。
もしくはザックが自身の故郷でその夢を打ち砕くのか。
今後の新日本プロレスを占う意味でも大注目の一戦となるだろう。