(出典:新日本プロレス公式)
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。(以下ロスインゴ)
言わずと知れた新日本プロレスで最も人気を博しているユニットである。
そのロスインゴだが、今何やら周囲が騒がしい状況である。
その理由はご存知の通り、EVILのこのNJCでの戦いに依るところだ。
このNJCでのEVILは2回戦の後藤洋央紀戦から、
急所攻撃、、イス攻撃を筆頭とした邪悪な戦法を繰り出し、
そればかりではなくそのダークネスな攻撃は、盟友SANADAにも向けられた。
それらを総合し今SNS界隈などでは、EVILの離脱を筆頭とした
ロスインゴのユニットとしての危機が囁かれている。
各所で声高に叫ばれている上記のEVIL離脱、新ユニット結成?だが、
本当にそのようなことがこの大阪城2連戦で起こりえるだろうか?
個人的な結論としては、この段階での離脱などはないと考えている。
そしてその理由であるが、一言でいうと誰も得をしないからである。
今の状態は他でも語られていることであるが、2016年のNJC、
すなわち内藤哲也が優勝し、IWGPを獲得した時と重ねあわされているが、
その時とは少々周りの状況が違うように感じる。
当時はオカダカズチカが絶対王者に近づいていた時期であり、
そのアンチテーゼとして、内藤哲也はファンに受け入れられた。
すなわちそこにマーケットのニーズがあったわけである。
また当たり前であるが、通常通り興行が行われており、
フルメンバーでの参戦が可能であった。
しかし今はこのコロナ禍の影響により状況が違う。
大会実施自体もさることながら、将棋で言うところの飛車角落ちでの
興行を強いられている現状だ。
会社視点で見るとこの先行きが見えない状況の中で、
大人気ユニットをわざわざ分裂させるだろうか。
一時的なメリットはもしかするとあるかもしれないが、
長い目で見るとあまりメリットはないかと思われる。
また別の視点で考えると、分裂というパターンではなく
増員ということは考えられるかもしれない。
すなわち新しいパレハをEVIL主導で連れてくるということだ。
どのような化学反応が起きるかはわからないが、
更なる活性化にはつながるアクションかと思う。
以前の週プロ内で実はEVILが、そのようなことを暗示はしているので、
もし見落としている方がいるなら、ご覧いただければと思う。
(その週プロはコチラ)
↓
またインパクトを残すという意味では、
もしそれがきっかけでオカダがNJC決勝戦で敗退となれば、
翌日のカードが空くことになるので、
また話は戻るが、EVILとしてもここで
上述したように新しいパレハというべき仲間がいればよいが、
よって個人的にはこの騒動の結末はこのように考えている。
もしくは乱入などを使ってでもEVILが勝利するかと思う。
そしてその試合後内藤哲也と対峙すると思うが、
そこではEVILはバチバチの殺気を放って
(内藤哲也は薄笑いで受け流すと予想。)
そこで本番を迎えるわけだが、
そこにはもちろん仲間たちも一緒である。
つまりドミニオンでは、とうとうファンへのギフトとして、
6人のそろい踏みが初めて行われることになるはずだ。
そしてもし内藤哲也が勝利すれば、
EVILに語りかけるかもしれない。
これからも切磋琢磨し、ユニットを盛り上げていこうぜ
もちろんこれは個人的な想像、妄想に過ぎないので、
真逆の展開もあるだろう。
ただ個人的にはロスインゴファンとして、
今しばらくは誰も欠けることのないままの
再開後初のビッグマッチで、新日本プロレスは
どんなエンディングを用意しているのだろうか。
興味は尽きないところである。