ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】高橋ヒロムとSHOによる初めてのタイトルマッチには期待しかない

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

高橋ヒロム 1989年12月4日生 2010年8月24日デビュー

SHO 1989年8月27日生 2012年11月15日デビュー

 

 

2月10日広島大会初日のメインで、初めてこの二人によるIWGPジュニアヘビーの

タイトルマッチが行われるが、上のプロフィールを見てもわかるように、

二人は同い年でありながら、先輩後輩の間柄でもある。

 

 

縦社会であるプロレス界においてはこの2年という差は大きいと言えるだろう。

またこれまでの実績においても、ヒロムは次世代のジュニアのカリスマと呼ばれる

ほどの存在であり、その人気も絶大である。

 

 

一方SHOはRoppongi3Kとしてタッグの実績はあるが、

ジュニアでのシングルの実績は目に見えるものはここまでなかったと言える。

つまり二人には大きな格差があったということだ。

 

 

しかしその風向きが変わったのは昨年末に行われたBOSJ27である。

そのBOSJでSHOはヒロムから初めて勝利し、結果的に大きな飛躍を遂げた。

そしてその勝利が今回のタイトルマッチ挑戦につながったわけだ。

 

 

このような経緯で生まれた今回のタイトルマッチに対し、

多くのファンはきっと大きな期待を抱いているだろう。

 

 

特にヤングライオン時代からの二人を知っているファンであれば

その思いは尚更かもしれない。

 

 

また今回のタイトルマッチはシリーズのビッグマッチのメインとして組まれている。

この状況はヒロムには慣れた状況であると思うが、

SHOにとっては初めての経験であるはずだ。

 

 

つまりこのタイトルマッチを通じ、ファンに感動を与える戦いが

できるかどうかはSHOにかかっていると言ってもいいだろう。

SHOにかかる責任はこれまでとは段違いであるということだ。

 

 

しかしこれはシングルプレイヤーとしてさらに上を目指すには

避けて通れないものである。

 

 

このようなプレッシャーを乗り越えなければトップ選手へは近づけない。

つまりヒロムを超え、その先にある王者には到達できないということである。

ぜひSHOにはこのプレッシャーを楽しみ、その実力を発揮してほしいと思う。

 

 

一方、実績、経験とも豊富なヒロムにとって今回は後輩を迎え撃つ立場となる。

もしかするとSHOのような純粋な後輩を

タイトルマッチで迎え撃つのは初めてのことかもしれない。

 

 

そう考えるとジュニアの世界も変化してきていると言えるだろう。

ヒロムの視点で考えると、今回のタイトルマッチは防衛して当然かもしれないが、

ビッグマッチのメインを務めるという役割がある。

 

 

ジュニアの地位向上を掲げ、最終的な目標としてドーム大会のメインとしている

ヒロムにすれば今回のメインでしくじるわけにはいかない。

 

 

そう考えると今回のタイトルマッチはヒロムにとっても、

重要な位置づけとなる戦いと言えそうだ。

 

 

最後にまとめると今回のタイトルマッチはヒロムとSHOが、

それぞれの立場でいろいろな責任を背負い臨む一戦ということだ。

 

 

それは高橋広夢と田中翔の時代から続く二人の関係にとっても

ひとつの大きな区切りの戦いとなるだろう。

そんな二人が織りなす今回の戦いは期待しかないということである。

 

 

 


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