現在開催中の新日本プロレスタッグの祭典、ワールドタッグリーグ。(以下WTL)
ここまで各チームが熱戦を繰り広げているが、その中で個人的に注目している展開がある。
それはこのWTLを通じ、新日本プロレスのBULLET CLUB、HOTと
NOAHの清宮海斗が遺恨を深めているということだ。
夏のG1に続き、新日本プロレスのタッグリーグにも参戦している、
NOAHの若きエースである清宮海斗。
このリーグ戦では大岩陵平と組み、
Aブロックに参加しここまで2勝1敗と検討しているが、
その2勝はともにBULLET CLUB勢から挙げたものだ。
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そして敗れた方のBULLET CLUB勢は試合後のコメントでこのような発言をしている。
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EVIL「うわァァァァァ!(※と叫んで床に倒れ込む)。あのクソガキども! ふざけんな、この野郎! オイ、今日やったこと忘れんなよ、お前ら! ゼッテー報復してやるからな。分かったか? よく覚えておけ! うわァァァァァ!(※と、怒りのあまり壁を叩いてから控室へ)」
裕二郎「(※床に倒れ込んで)アァ…清宮! いつもいつも、この俺の邪魔ばっかしやがってよ。オイ、俺になんか恨みでもあんのか? オイ、どこだっけ、団体? 俺、わかんないんだよ。インディペンデント……」
「ノア……アァ、あったな。あの落ちぶれちまった団体か……。(※立ち上がって)必ずお前、ペイバックしてやるよ」
これはこの日敗れたHOTのコメントであるが、彼らが今後、清宮海斗や
現在NOAHに修行中の大岩陵平に対して報復を狙っていることは間違いないだろう。
また同じく敗れたBULLET CLUB WAR DOGSの二人も同様に清宮海斗に対する
報復を狙っている状態であるため、どこかでこの決着をつける必要がありそうだ。
ではその決着の場にふさわしい場所はどこになるだろうか?
その候補としては2つあり、1つは1.2に行なわれるNOAHの有明アリーナ大会。
そしてもう一つは発表はされていないが、ここ数年開催されている両団体の対抗戦だ。
まず最初の1,2有明アリーナ大会だが、この大会にはすでに新日本プロレスからの
派遣が決定しており、以下のカードが決まっている。
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よってこの流れで他の選手たちの派遣も大いにあり得るところだが、
もし例年通り対抗戦があるとすれば、これ以上の新日本プロレスからの参戦はないかもしれない。
そうなればその決着の場は対抗戦ということになるかと思うが、
ここまでの新日本プロレスとNOAHとの対抗戦と言えばそのメインテーマは
LIJvs金剛という構図であった。
しかし今年金剛が解散したこともあり、もし今年も対抗戦があるとすれば
新しいテーマを作る必要があるだろう。
それがここまでほぼ対抗戦に参戦していないBULLET CLUBということであれば、
かなり新鮮な戦いが生まれることになるはずだ。
また元NOAHの石森太二も意味深なコメントを発していることもあり、
もしかすると彼もこの輪に入ってくる可能性もあるだろう。
はたしてこれからBULLET CLUBとNOAHという戦いが本格化していくのか?
そしてもし対決があるとすれば、それはいつ、どこで行なわれるのか?
引き続き注目しておきたいと思う。