ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】SUMMER STRUGGLE in JINGU IWGPダブルタイトルマッチ 所感

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シリーズ画像

 

(出典:新日本プロレス公式)

 

 

新日本プロレスによる21年ぶりの真夏の野外決戦、

神宮球場大会が先日無事に終了した。

 

 

同グループであるスターダムのビッグマッチ2連戦が中止(延期)

となっただけに、無事今大会が開催されたことは何よりであったと思う。

 

 

このコロナ禍の中ではいつ不測の事態があるかわからないが、

この先開催されるG1クライマックスにも弾みがつく大会となったであろう。

 

 

今回は映像を通してということであったが、

野外会場それもスタジアムということで、やはりいつもとは違う趣があった。

ぜひ今後も定期的に見てみたいと思った方も多かったのではないだろうか。

 

 

さて今大会は内藤哲也の2冠王座返り咲きなど様々な出来事があった。

当記事ではまずはメインで行われた2冠戦について書いてみたいと思う。

 

 

エンディングで行われたファンの心の中でのハ・ポンの大合唱、

そしてその後の神宮の夜空に舞った花火も含め、

今大会は皆さんにとっても久しぶりに満足された大会になったのではないだろうか。

 

 

目次

 

 

IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権

 

 (出典:新日本プロレス公式)

 

 

結果的には内藤哲也が再び2冠を奪還したわけだが、

この試合は前回の試合とは違い、非常に楽しめた試合であったと

個人的には感じた次第である。

 

 

この試合でももちろんBCによる乱入や反則はあったのだが、

それを救出するために登場したBUSHI、SANADAの活躍も含め、

トータルとして大変面白い試合であったと思う。

 

 

その上記のロスインゴ勢の救出のあと、

内藤哲也とEVILは初めてといっていいだろう、

今回の抗争の中で1対1で向かい合うことになったわけである。

 

 

そのあとの展開は内藤哲也とEVILの5年間を凝縮するような

激しくも切ない戦いになったように思う。

それは見る側の私の気持ちの部分も大きかったのかもしれないが。

 

 

また内藤哲也がフィニッシュに向かうまでにたたみかけた技は、

エスペランサ(希望)→バレンティア(勇気)→ディスティーノ(運命)。

 

 

この技の構成に深い意味があるのかどうかはわからない。

しかしこれらの技の意味を考えると、それは不透明な状況が続く中でも応援してくれる

ファンに向けたものなのかもしれない。

 

 

またもしくは対角線に立つことを選んだEVILに向けたものなのかも知れない。

こんなことを想像させるのはやはり内藤哲也であるがゆえとも言えるだろう。

 

 

試合後に次期挑戦者のアピールがなかったところを見ると、

この2冠戦戦は一旦一区切りし、G1へ向かうということになるかと思う。

つまり内藤哲也は2冠王者として来月のG1を迎えることとなる。

 

 

 内藤哲也の次の目標があの男との試合のやり直しとすると、

そしてその試合をもしもあの舞台で行うのであれば、

今回のG1にチャンピオンとして優勝する必要がある。

 

 

内藤哲也は2冠王者としてG1に優勝し、

そしてドームの挑戦者にあの男を指名することで、

 

 

ファンにこれからも希望をそして勇気を与えてくれるのか。

そうなればそれはまさに運命というほかないであろう。

 

 

他方敗れたEVIL。

結果的には約2か月弱という短命に終わってしまったが、

この王者としての経験はきっと何年分にも相当するものになったであろう。

 

 

興行再開後ロスインゴの4番手と言われた男が、

ユニット離脱という決断をしたことで、一気に新日本の頂点に上り詰めた。

 

 

そしてNJC決勝から数えると、今回の神宮まで4大会のビッグマッチを

連続で務めたこととなる。立場は人を作るという言葉もあるが、

EVILにもそれはもちろん当てはまるであろう。

 

 

賛否両論、多くは否の意見であったがこの2か月間で

EVILのステージが上がったことは確かである。

 

 

その一つの役目を終え丸腰となったEVILの真価が問われるのは、

まさにこれからであると言えるだろう。

 

 

2冠王者という称号が取れた今こそEVILは今後の展開を自らの力で、

作っていかなければならない。

 

 

あの時の内藤哲也のように、ムーブメントを作ることが出来るのかは

EVIL自身の手にかかっている。限られしものしか巻けないベルトを手にした

という経験を活かすのか、無にするのかはEVIL次第と言えるだろう。

 

 

まとめ

 

 

21年ぶりの野外ビッグマッチ。リアルタイムで見たのは初めてであったが、

いつもとは違う景色を十分に堪能した。

 

 

最後の花火の演出も含め、まさに真夏の夜の夢という雰囲気であった。

そして夏祭りという感もあり、ファンの皆様も非日常感を楽しんだことだろう。

 

 

今回の大会で再開後の怒涛の展開が一区切りし、

今後はG1へとその戦いの軸は移っていくこととなる。

 

 

メンバーはいまだ発表されていないが、9月3日からのNEW JAPAN ROAD中に

メンバー、そしてブロック分けが発表となるだろう。

 

 

今回のコロナ禍の影響で海外勢の参戦が危ぶまれている中、

G1出場メンバー選出はこれまで以上に注目を集めているともいえる。

 

 

史上初の秋のG1を制するのは、再び2冠王に返り咲いた内藤哲也か、

IWGPから背を向けているレインメーカーか、

 

 

もしくはオカダ世代ともいわれるEVIL、SANADAの初優勝か、

楽しみは尽きないところである。

 

 

新日本プロレスからはやはり目が離せないと今大会を見て、

改めて感じたファンは、きっと私だけではないだろう。

 

 

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