8.10広島大会を終え、リーグ戦は残り3大会となったG1CLIMAX32。
リーグ戦も残り3大会となり各選手の戦いも佳境を迎え、
各ブロックの勝ち抜けの可能性が残る選手もかなり絞られてきた。
そこで今回の記事では現時点で各ブロックが
どのような状況となっているかをまとめていきたいと思う。
はたして誰が可能性を残しリーグ戦最終戦となる
武道館に向かうことになるだろうか。
Aブロック
このモンスターブロックと呼ばれるAブロックは星取表を見る限りは
武道館で直接対決するオカダとアーチャーの勝者が
このAブロックの代表となるかと思う。
点数的にはジョナやコブが8点に届く可能性を残すが、
直接対決の結果によりブロック突破は叶わない状況だ。
戦前の予想通り大本命のオカダが抜けるのか、
もしくはAEWからの刺客として参戦したアーチャーが番狂わせを起こすのか、
武道館決戦の行方ははたしてどうなるだろうか。
Bブロック
このBブロックもAブロックと同様に、
最終リーグ戦となる武道館で行われる因縁の対決、
ジェイ・ホワイトvsタマ・トンガ戦の結果によるところになりそうだ。
タマ・トンガはすでに5戦を終え4勝1敗という結果を残しており、
残り2戦を残し8点を獲得しているジェイ・ホワイトと同じ点数となっている。
ジェイは8.13の町田大会で行われるタイチ戦に勝利すれば全勝で、
もし敗れれば1敗で武道館を迎えることとなる。
どちらにせよこの時点でタマに抜かれることはないだけに、
このバレットクラブを巡る因縁の対決がBブロックの代表を決める戦いとなる。
はたして新時代のバレットクラブのリーダーであるジェイ・ホワイトが、
順当にブロックを突破するのか、
もしくはベビーフェイスとなった新生タマ・トンガが
因縁深いジェイを破り、ブロック突破をはたすのか。
どちらにせよこのBブロックの勝ち抜けと因縁の清算がかかる戦いから
目を離してはいけないことは間違いないだろう。
Cブロック
このCブロックに関しては星取表をみてもわかる通り
多くの選手がいまだブロック突破の可能性を残している。
現時点でその可能性があるのは棚橋弘至、後藤洋央紀、
内藤哲也、ザック・セイバーJrの4名である。
この4名のうち棚橋のみ武道館前でリーグ戦は終わるが、
そこで棚橋が敗れれば可能性は消える。
しかし勝てば武道館の残り3選手の結果いかんで可能性は残りそうだ。
武道館で後藤が敗れ、内藤がザックに勝てば、
3選手が2敗で並ぶことになるが、直接対決の結果により、
棚橋がブロックを勝ち抜けることとなる。
よって棚橋にとっては8.14長野でのKENTA戦は
決して負けられない戦いとなりそうだ。
もし棚橋が武道館前に脱落となれば、最終戦に試合が組まれている
3選手の争いとなるが、ザックが勝てば1敗で文句なしの通過となる。
また後藤洋央紀が通過するには、内藤がザックに勝利しなければならないが、
その場合は直接対決の関係上3者が並ぶこととなり、
三つ巴の決定戦が組まれるはずだ。
そして内藤哲也が抜けるには後藤が敗れ、
自身が勝利するしか方法はないが、はたして多くのファンが期待している
最下位からの逆転劇は完遂するだろうか。
Dブロック
このDブロックは星取表を見てもわかる通り、
4点と6点しかおらず現時点で勝ち抜けを予想するのは極めて困難な状況だ。
武道館で試合を組まれているのは、鷹木信悟vsエル・ファンタズモ、
そしてウィル・オスプレイvsジュース・ロビンソンの2試合であるが、
この武道館の戦いでもし勝ち抜けが決まるとすれば、
やはり信悟とオスプレイの争いということかもしれない。
それには二人は5戦目となる戦いを勝利する必要があるが、
その時点で対戦相手となるYOSHI‐HASHI、裕二郎は3敗となるので
この二人は実質的に脱落といっていいだろう。
そうなると武道館はオスプレイとの直接対決で勝利している
鷹木信悟が有利な状況と言えそうだ。
はたして最後に笑うのはTHE DRAGONか、
もしくはTHE COMMONWEALTH KINGPINか、
両者にとっても武道館大会は運命の戦いになりそうだ。
まとめ
4ブロック制となりどうなるかと思われたが、
今年もやはりブロック突破を争う戦いは熾烈なものとなった。
その熾烈な争いを潜り抜けブロック突破をはたすのは
いったい誰になるのか。
現時点では順当なパターン、そしてサプライズ的なパターンも
予想されるだけに、我々ファンも最後まで決して目を離してはいけないだろう。