約1か月にわたり繰り広げられた今年のNJCシリーズ。
このシリーズでは今後の展開につながる様々な出来事が発生した。
そこで今回の記事ではこのNJCシリーズでどのような出来事が起き、
それが今後の展開にどうつながっていくのか。そちらについて書いていきたいと思う。
皆さんも今シリーズを振り返つつ、ご覧いただければ幸いだ。
NJC2022優勝はザック・セイバーJr!
史上最多48名が参加し行われた今年のNJC。
その勝者はオカダでもなく、そして内藤哲也でもないザック・セイバーJrであった。
今大会もベスト8からオスプレイ、鷹木信悟、そして内藤哲也を
破ったことを考えると、この優勝は決してフロックとは言えないだろう。
おそらく次のビッグマッチである4.9両国国技館大会で、
オカダとのタイトルマッチが組まれるかと思うが、
そこでザックがオカダを倒すことがあっても全く不思議ではないだろう。
というより今のオカダを倒すことができるのは、
ザック・セイバーJrのようなタイプではないかと思う。
4年前のNJC優勝時より圧倒的に進化したザックの
IWGP世界ヘビー級王座初戴冠の可能性は少なからずあるのではないだろうか。
バレットクラブ問題は今後も継続の予感
3.13尼崎大会で起こったGoD追放の流れは、
その後GoDの本隊合流という展開を生み最終戦までその抗争は続いた。
しかしその最終戦までには新たな展開は生まれず、
この抗争はどうやら今後も継続していく予感である。
このバレットクラブ問題に関しては、日本国内だけではなく、
アメリカでも動きがあるだけに、今後行われるアメリカ大会での動向次第
という部分も大いにありそうだ。
このままGoDは本隊としての活動を続けるのか。
もしくは新たな裏切りなどの展開が起こるのか。
引き続き注目していく必要があるだろう。
各タイトル戦線の動き
このシリーズ中はNJCとは別に各タイトル戦線の動きも
様々なところで発生し、今後の展開が大いに楽しみとなった。
まず決定的なタイトルマッチとしてはIWGPジュニア王座となるだろう。
このタイトルマッチは試合に関係のないSHOが王者デスペラードを急襲し
生まれたものであるが、
その後の前哨戦を見ても挑戦者になるであろうSHOの勢いはとどまるところを知らない。
最終戦ではマスクまではぎとられたデスペラードとしても
このままで終わらせるわけはないはずだ。
もはや待ったなしと言えるこの二人の戦いの場は
おそらく両国国技館大会となるだろう。
勢いに乗るSHOが一気にタイトルを奪いIWGPジュニア初戴冠となるのか?
その可能性はかなり高いのではないだろうか。
そしてその他のタイトル戦線では毘沙門の持つIWGPタッグにはUEのコブとオーカーンが、
そしてEVILが保持するNEVER無差別級のベルトにはヒロムが挑戦することになりそうだ。
特にEVILとヒロムの抗争はその因縁を考えると大変意味深いものがあり、
その後の他の展開にもつながっていくのではないかと思う。
今後新日本プロレスは4月の両国国技館大会に向けて、
そしてその先にある5月の福岡ドーム大会へ向けて進んでいくことになるが、
はたして50周年を迎える新日本プロレスは今後どのような展開を
我々ファンに提供してくれるのか。
引き続き注目していきたいと思う。