合同興行記者会見はこちらから
👇
少し前になるが8.23新日本プロレス事務所で、
合同興行に関する記者会見が行われた。
新日本プロレスワールドやYouTubeなどでも視聴可能なので、
すでに多くのファンの方がご覧になったことだろう。
その記者会見には新日本プロレスからは棚橋弘至、
そしてスターダムからは岩谷麻優という両団体を象徴する選手が出席したわけだが、
その会見で棚橋弘至が語った言葉が非常に印象的であったので、
今回の記事で取り上げてみたいと思う。
その会見の詳細は新日本プロレス公式サイトでもアップされているが
以下の見出しとなっている部分が、私が今回印象的であった言葉である。
👇
『批判から入るのではなく、まずやってみる』
これはビジネスなどでよく言われる言葉であるが、
棚橋弘至が言うと、その重みが一気に増すことになる。
それは暗黒期と呼ばれた時代から今の隆盛を築くまでに、
まさに棚橋弘至自身が体現してきたことだからである。
それを棚橋弘至の言葉を借りて言うと、ストロングスタイルを否定し、
よりわかりやすくPOPにしたということになるが、
その当時はもちろん大きな反発を受けたとのことだ。
しかしその反発に負けず継続したことで、
棚橋弘至は結果的に新日本プロレスの危機を救った。
その後オカダカズチカや内藤哲也などの選手が台頭し、
時代は進んでいるが、棚橋弘至はいまだ第一線で活躍し、
コロナ禍により傷ついた新日本プロレスを再び救おうと奮闘している。
リング上でのメインストーリーは次世代の選手たちがメインとなっているが、
いまだ大きな意味で棚橋弘至を超える選手はいないだろう。
すでにレジェンドの域にいる棚橋弘至だが、
新日本プロレスとっては唯一無二の存在であり、
まさに代わりは誰にも務まらないだろう。
もし棚橋弘至の時代が終わるとすれば、
それは本当の意味で彼を超える選手が登場した時であろう。
木谷オーナーも世代交代の重要性を良く語っているが、
プロレスの特性として、それがなかなか進まないのも事実である。
はたして今の選手たちから棚橋弘至を超える選手が出てくるのか。
それとも棚橋弘至が今後もアイコンの座に君臨し続けるのか。
引き続き注目していきたいと思う。