先日今年3度目となる東京ドーム大会の全カードが発表された。
主要タイトルのタイトルマッチを中心に、
まさに超ビッグマッチに相応しいカードが並んだと言えそうだ。
通常の展開であれば、ここで一区切りという流れとなりそうだが、
今後もビッグマッチが続くことを考えると、
この東京ドーム大会で展開の次なる布石が打たれることになりそうだ。
つまり次のビッグマッチの場である9月のメットライフドーム2連戦にむけ、
新日本プロレスは休むことなく進んでいくということである。
そこで今回の記事では各タイトルを中心に今後どのような展開になりそうなのか?
そのあたりについて書いていきたいと思う。
IWGP世界ヘビー級王座
東京ドーム大会では第3代王者鷹木信悟に、初代王者飯伏幸太が挑む一戦であるが、
当ブログで実施中のアンケートを見ると、鷹木信悟の勝利を予想している方が
圧倒的に多い結果となっている。
↓
私も今回のタイトルマッチは鷹木信悟が有利ではないかと考えているが、
もしこの予想通り現王者が防衛を果たせば、
次の西武ドームで挑戦するであろう選手は誰になりそうだろうか?
筆頭候補は今回の東京ドームでオカダカズチカと
SPシングルを行うジェフ・コブではないだろうか。
UE加入後、規格外の強さを見せ続けているこの男が、
新日本の至宝のタイトルに挑戦を果たしても誰も異論はないだろう。
もちろん今回のオカダとの戦いに勝利する必要はあるかと思うが、
そろそろ挑戦の機は熟しているのではないかと感じている。
上に書いたコブの挑戦というのはかなり現実的な路線であると思うが、
個人的な願望としては別の二人の選手が思い浮かんでいる。
まず私が挑戦すれば面白いと感じている一人目はKENTAである。
KENTAは今年の目標としてIWGPを狙うと宣言していたと記憶しているが、
現在その糸口は見えていない状況であるかと思う。
また今回の東京ドーム大会でも本戦のカードに名前はないが、
彼の通り名は【史上最悪の乱入者】であることを忘れてはいけない。
東京ドームとKENTA。
この二つのキーワードを見れば、多くのファンはきっとあの出来事を思い出すはずだ。
そうあの昨年の1.5で起きた内藤哲也への乱入劇である。
それを思い返すと今回再び同じ乱入劇をKENTAが
引き起こしても全く不思議ではないだろう。
またそれを期待しているファンも実は多くいるのではないかと思っている。
そしてもう一人私が考えている挑戦者はLIJの盟友でもある内藤哲也だ。
現在タッグ王者であることを考えると、
この展開はかなり非現実的だが、
逆転の内藤哲也の次のステップがG1前最後のタイトルマッチで、
発動されても個人的には不思議ではないと思う。
また西武ドームが2連戦であることを考えると、身体は大変であるが
タッグの防衛戦とシングルの挑戦を行うことは可能ではあるだろう。
前回の逆転の内藤哲也のゴールがIWGPヘビーとICの同時保持であったのなら、
今回の逆転のゴールがシングルとタッグの同時保持であってもおかしくはない。
セミファイナルのタイトルマッチで勝利した内藤哲也が、
再びメイン終了後鷹木信悟の前に現れれば、
会場や視聴しているファンが沸き立つことは確実だろう。
はたして浜口道場から続く二人の20年のドラマの続きを見ることは出来るだろうか。
この二人のタイトルマッチを見てみたいのは多くのファンも同じ思いではないだろうか。
さて今回の記事では他のタイトルについても書くつもりであったが、
思いのほかIWGP世界ヘビー級の話が長くなってしまった。
よって他のタイトルについては次の記事で書いていこうと思う。
そちらもぜひご覧いただければ幸いである。