G1CLIMAX33を制し、現在1.4東京ドームのメインの座を手にしかけている内藤哲也。
ご存知の通り、G1覇者には近年は翌年1.4に行われる東京ドーム大会で
IWGPヘビー級王座に挑戦できる権利証が渡されており、
そしてそれに伴ない1.4までに何度かの権利証マッチも行われていた。
しかしその潮目が変わったのは一昨年のオカダ・カズチカのG1制覇のときだろう。
当時オカダ・カズチカは権利証ではなく、封印されたIWGPヘビー級のベルトを
その代わりとして持ち歩いていた。
結果的に最後はそのベルトも封印されたが、その翌年である2022年のG1をオカダが
制覇した際には、ついに権利証自体もなくなった。
これはオカダがそのように発言し認められたわけだが、
実は団体が公式に権利証を廃止したという発表はないはずである。
つまりこの処置は時のG1覇者であるオカダの要望が通ったに過ぎないとも言えるわけだ。
そしてそのような経緯があり、今回のG1では内藤哲也が優勝した。
そんな中今シリーズでG1で敗れたジェフ・コブとのシングルマッチが組まれたわけだが、
公式ではスペシャルシングルマッチという発表であり権利証マッチではなかった。
つまり内藤哲也にとっては何のリスクもない一戦ということになるが、
それを是としない内藤哲也はなんと挑戦権利証を自作したのである。
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そしてその自作した権利証を試合に持ってきているが、
現在はコブによって無惨な姿になってしまっている。
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おそらく今後もこの展開は続いていくかと思うが、
問題は最終的に9.24神戸大会で行われれる二人の戦いに、
挑戦権が賭けられるのかというところだろう。
内藤哲也の真意としては試合にリスクをかけることで、
ファンに興味を持ってもらうことにあるかと思うが、
内藤哲也はオカダと違い、新日本プロレスに意見が通らないことで有名である。
はたして9.24神戸大会の内藤哲也vsジェフ・コブの一戦には、
東京ドームでのタイトルマッチの権利証が賭けられるのか。
今後の前哨戦の展開を追いかけるとともに、
最終的な新日本プロレスの発表を待ちたいと思う。
9.9後楽園ホールの両者のバックステージコメントはこちらから
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