5.1福岡ドーム大会で行われたWRESTLING DONTAKU2022。
今大会は多くのサプライズがあったが、
終わってみればバレットクラブが支配した大会であったといっていいだろう。
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BC 4-LIFE🤘
— njpwworld (@njpwworld) 2022年5月1日
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今大会で起きたバレットクラブの動きを振り返ると、
まず第5試合で行われたIWGPタッグ選手権で、ファレとチェーズがタイトルを獲得した。
正直戦前彼らがタイトルを獲得することを予想していたファンは
多くなかったと思うが、バレットクラブを長年支えてきた彼らの功績が
報われたということだろう。
それは下の写真のファレとチェーズの表情を見ればよくわかるだろう。
今後の二人の防衛ロードにも期待したいと思う。
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そして次のサプライズは第6試合で行われたNEVER無差別選手権で
タマ・トンガがEVILを破りシングルタイトルを初戴冠した直後に起こった。
なんとタマにとってはバレットクラブの元盟友であり、
センパイと呼び慕っていたカール・アンダーソンがドグ・ギャローズとともに
新日本プロレスマットに登場したのだ。
アメリカではジェイ・ホワイトと結託し、バレットクラブのメンバーとして
活動していたがついにその姿を日本で見せることとなった。
今後彼らが本格的に新日本プロレスに復帰するのかは不明であるが、
その公算はかなり高いと言えるだろう。
そうなればバレットクラブはオリジナルメンバーが再び加わったことで
よりその結束は強固になるはずだ。
また現リーダーであるジェイ・ホワイトにとっても、
心強い存在になるのではないだろうか。
そして次に衝撃度という意味ではこの日最も大きかったと言えるサプライズが、
棚橋弘至vs石井智宏のUS王座決定戦後に起こった。
まずこの試合に勝利しUS王者に返り咲いた棚橋弘至の前にチェーズが現れた。
しかしそれはおとりであり、真の乱入者はその背後から覆面を被り登場した。
その瞬間は正体はすぐに判明しなかったが、棚橋を攻撃したとき
多くのファンはその正体に気づいただろう。
そう、その正体は新日本プロレス退団が噂されていたジュース・ロビンソンであった。
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つまり表向きにジュースに関しここまで流れていたニュースはフェイクであり、
その裏ではバレットクラブとの結託が進行していたということだろう。
このヒールへのフェイスターンが成功するのかどうかは、
今後のジュース次第ということになるが、おそらく本隊時代よりは
チャンス自体は増えるかと思う。
今後の活動の拠点が再び日本ということになるのか、
もしくはアメリカということになるのかも含め新加入となった
ジュースの動向には注目しておくべきだろう。
そして最後のサプライズはまさに真打登場というべきあの男の降臨であった。
そう、それはバレットクラブのリーダーであるジェイ・ホワイトが
約1年ぶりに日本マットに登場したのだ。
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そしてその後この日IWGP世界ヘビー級王座を防衛したオカダを蹂躙し
次の挑戦者として名乗りをあげたのだ。
これで次のタイトルマッチはオカダvsジェイで決定的と言っていいだろう。
ではこの両雄のタイトルマッチはいつ、どこで実現するのか?
次のビッグマッチはアメリカで行われる5月のワシントン大会だが、
今回の展開が日本で始まったことを考えれば、
次のタイトルマッチが行われるのは6月のドミニオンではないだろうか。
この二人の対決がもし実現すれば、
それは前半戦の総決算となるドミニオンのメインにふさわしい戦いとなるだろう。
またオカダが5月のアメリカ大会出場が決定していることを考えれば、
そこでタイトルマッチの前哨戦が組まれるのかもしれない。
アメリカ・ワシントン大会の今後のカード発表も含め、
このIWGP世界ヘビー級王座をめぐる展開からは目を離してはいけないだろう。
さて今大会は通常であればバッドエンドと言える大会であったが、
多くのファンはコロナ禍以前の風景が戻りつつあることを喜んでいたのではないだろうか。
今後につながる多くの展開が始まったこの大会。
この先の新日本プロレスに対する期待感が高まったのは私だけではないだろう。