ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】俺は誰に何を言われようがプロレスラーであり、エンターテイナー ~KENTA~

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

 

4.20後楽園大会で終わりを告げたKENTAと棒の物語。

この物語は結局元さやという形で決着を迎えてしまった。

 

 

このかつて見たことの無いエンターテイメント性に富んだ

タイトルマッチまでの展開を牽引したのは、ご存じの通りKENTAだ。

 

 

上のツイッターにもあるプロレスラーでありエンターテイナー。

この言葉に偽りなし、である。

 

 

思えばKENTAがここまで注目されることとなったきっかけは、

やはり圧倒的に長けているSNSの使い方と、あのドームの乱入劇だろうか。

 

 

私の記憶が正しければヒールターン後、KENTAは対戦相手に対して

SNSでの攻勢を本格化したかと思うが、それはまさに現在のファン気質に刺さり

一気に新日本でのポジションを確立するきっかけとなった。

 

 

そしてその流れであの史上最悪の乱入劇と言われる、

ドームの乱入へとストーリーはつながるわけだが、

その結果KENTAのSNSは大炎上となってしまった。

 

 

しかしKENTAの凄いところはここからである。

その状況を逆手に取りファンと応戦を始めたのである。

 

 

そしてそれを続けることでいつしかKENTAはファンから

本当の意味で認められいまや新日本プロレスには欠かせない選手になったのである。

 

 

そしてKENTAのもう一つの武器は今回の展開でも度々見せてくれた

バックステージでのコメントである。

 

 

私もその一人だが、KENTAが試合後何を語ってくれるのか、

それを楽しみにしているファンも多いことだろう。

 

 

ここまでの経緯を見てもわかる通り、

KENTAは新日本の中でも最も自己プロデュースに

長けた現代的なレスラーと言えそうだ。

 

 

またKENTAの強みはもちろんリング外だけではない。

リング上のファイトでもファンを惹きつけている。

 

 

直近であればNJCでの鈴木みのる戦や鷹木信悟戦など、

喧嘩上等のバチバチのファイトは記憶に新しいところだろう。

 

 

新日本参戦直後はフィットされていない感が否めなかったが、

その部分も完全に解消されたと言えそうだ。

 

 

ではそんなKENTAは今後新日本で何を目指していくのだろうか。

個人的にはデビュー当時から知っているので、いつまでも若いイメージがあるが、

KENTAももう40歳となった。

 

 

年齢で測るわけではないが、全盛期と呼べる期間はそう長くはないだろう。

つまり新日本の頂点を目指すのであれば急がなければいけないということである。

 

 

ここまでKENTAが至宝のベルトに挑戦にしたのは、

2020年2月の大阪大会で内藤哲也に挑んだ1回のみである。

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(出典:新日本プロレス公式)

 

これも乱入劇から掴んだ挑戦であったので、

純粋に実力で勝ち取ったとは言えないかもしれない。

 

 

また今回2冠が統一されたことで、

レスラーから見るとより競争が激しくなったことは事実だろう。

はたしてKENTAはどんな手を使って、次なる目標を手繰り寄せるのだろうか。

 

 

さて今シリーズKENTAは先日の後楽園をもって、試合から名前は外れているが

この男はそんな時こそ注目しておかなければならない。

なぜなら彼の通り名は史上最悪の乱入者だからである。

 

 


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