I’ll be back pic.twitter.com/WgwKHKaFIZ
— KENTA aka Lil’K (@KENTAG2S) 2021年6月26日
4.20後楽園大会のNEVER6人タッグ選手権から約2か月。
ついに新日本プロレスにあの男が帰ってくるようだ。
そう、それは史上最悪の乱入者の通り名を持つ、バレットクラブのKENTAである。
上述したNEVER6人タッグでは、YOSHI-HASHIとの棒をめぐる戦いで
大いにファンを沸かせたが、次にこの男が狙う標的とはいったい何なのか?
本日の記事ではそのあたりについて書いてみたいと思う。
新日本プロレス参戦から約2年が経過したKENTA。
NOAH時代には主要全タイトルを制覇したが、
ここ新日本ではNEVER無差別級を一度戴冠したのみとなっている。
分厚い選手層を誇る新日本ではタイトルに縁がない選手もいるので、
これだけでもすごいことだが、KENTA自身はきっと満足していないだろう。
ではそんなKENTAが次に狙う標的は現状を考えると、
このタイトルしかないだろう。
それは新日本の至宝のタイトルであるIWGP世界ヘビー級王座である。
その理由としてはもう一つのシングルのタイトルであるNEVER無差別級王座は
現在同じバレットクラブのジェイ・ホワイトが保持している。
また一度手にしていることもあり、こちらを標的とすることは考えにくい。
そして新設されたIWGP世界ヘビー級のタイトルはここまで
新日本育ち以外の選手が戴冠しており、
過去の実績十分のKENTAにも十分チャンスがあると思われる。
今回のツイッターからもわかる通り、KENTAはおそらく次期シリーズから
参戦することは間違いないだろう。
また次期シリーズは東京ドーム大会も含め、
ビッグマッチが多数開催されるスケジュールとなっている。
その中でKENTAはIWGPにつながるチャンスを狙ってくるはずだ。
IWGP挑戦につなげるチャンスはいろいろな方法が考えられるが、
もっともKENTAらしい方法は、やはりビッグマッチでの乱入劇ではないだろうか。
そして今回のシリーズでは東京ドーム大会という超ビッグマッチも開催される。
東京ドームとKENTA。この組み合わせを見ればあの乱入劇を思い出さざるをえないだろう。
2020年1月5日、史上初めて2冠王座を同時保持した内藤哲也を急襲し、
3万人のブーイングを浴びた経験を持つKENTA。
この乱入劇は彼の新日本でのポジションを大きく変化させたアクションであるが、
今回の東京ドームで再びこのシーンが起こっても不思議ではないだろう。
鷹木信悟と飯伏幸太によるタイトルマッチの試合後、彼が同様の手法で乱入し
忘れかけていた【史上最悪の乱入者】という通り名を
我々ファンに思い出させることは十分に考えられる。
そう考えると、次期シリーズのKENTAの動きからは目を離してはいけないだろう。
混沌とした状況とも言える現在の新日本プロレスであるが、
この状況に乗じKENTAがすべてを掻っ攫っていくことは大いにあり得る話だ。
おそらくKENTAは今頃、どんな方法で目的に辿り着くかを
ほくそ笑みながら考えているのではないだろうか?