ヒールユニット、バレットクラブのリーダーにして、
現NEVER無差別級王者でもあるジェイ・ホワイト。
そんなジェイであるが5.4福岡大会を最後に新日本マットに姿を現していない。
また本日より始まる新シリーズにも、現状その名前は見当たらない。
さらに思い返すと5.3福岡大会でNEVER王座のタイトルマッチを行ったわけだが、
そこまでも前哨戦に参戦することなく、ぶっつけでの登場となった。
つまりジェイはここ2か月ほど、ほぼ新日本の大会に出場していないということだ。
もちろんこれには現状のコロナ禍の影響が大前提としてあるかと思うが、
別の視点で見るとユニットリーダーが長期間参戦ぜずとも、
展開が進む新日本の選手層の厚さは驚嘆に値すると言えそうだ。
ではそんな状況であるジェイがいつから新日本に参戦するのか?ということだが、
本日から開催されるシリーズの後半戦のカード(6.26仙台~7.2後楽園)
が発表されていないことを見ると、そこからの参戦が濃厚だろうか。
また次の抗争相手と思われるフィンレーもしばらく
新日本のマットには登場しておらず、最近はインパクトでの活躍が目立っていた。
そのフィンレーもおそらくジェイと時期を合わせ登場することになるだろう。
そして今後のワールドの配信スケジュールは現段階では以下のように発表されている。
↓
このスケジュールを見てみるとカード未発表のシリーズ後半戦の
配信は7.1と7.2の後楽園のみとなっている。
そう考えるとこの両日のどちらかには、ジェイが姿を現すのではないだろうか。
また新日本プロレスのその先のスケジュールを見ると、
約1週間後には次のシリーズのSUMMER STRUGGLEが開催される。
それもいきなりの札幌でのビッグマッチ2連戦となるので、
そこでNEVER王座戦が組まれることも十分にあり得るだろう。
英気を養ったKing Switchがどんな姿で帰ってくるのか?
楽しみにしているファンも多いことだろう。
さて世の中の情勢も絡み、混沌な状況が続いている新日本プロレスだが、
その状況を変えるには、この男の存在は必要不可欠であるかと思う。
またジェイの休養中にIWGP世界王者もめまぐるしい動きがあり、
現在は3代目の王者として鷹木信悟がその座に君臨している。
今後の展開次第では前人未到の5冠王を目指し、その展開に加わることもあるだろう。
もし稀代のヒールレスラーであるジェイがIWGP戦線に加わることがあれば、
その景色はさらに違ったものになるはずだ。
これまで大きな絡みがなかった鷹木信悟との抗争は新鮮であるし、
(口の立つ両者の前哨戦は相当うるさくなりそうだが。)
前王者のオスプレイであれば、同世代の外国人選手としての競争という側面もある。
そう考えるとやはりこの男は新日本のトップ戦線には欠かせないと言えるだろう。
王の帰還がいつになるのかは、現時点では想像の域を出ないが、
近日中に発表されるであろう、シリーズ後半戦のカード発表を期待して待ちたいと思う。