1.21横浜アリーナで行われるノアとの対抗戦の翌日、
1.22名古屋から始まる新日本プロレスの新春シリーズ、ニュービギニング。
先日公式よりその全対戦カードが発表された。
そこで今回の記事ではそのニュービギニングシリーズで行われる
注目カードのついて進めていきたいと思う。
まず個人的に最も注目しているのは、内藤哲也vs海野翔太のスペシャルシングルマッチである。
このカードは昨年凱旋帰国を果たした海野翔太が内藤哲也に対し
対戦要求を繰り返し実現したカードであるが、
内藤哲也からすればあまりメリットがない試合であろう。
海野翔太にとってはここで内藤哲也から勝利すれば、
一気に格を上げるチャンスとなるが、すでにベルトを超える存在とも言われる
内藤哲也にとっては海野から勝利してもあまり得るものはないだろう。
個人的にはこれが何かのタイトルマッチにつながっていくことになるのではないか
とも考えているが、この戦いの先には何があるのか。
それが久々に新日本プロレスに帰還しUS王者となったあの男につながれば
と思っているが、はたしてどうなるだろうか。
そして次に注目しているのはこのカード、
ジェイ・ホワイトvsヒクレオによるリーザーリーブジャパンマッチである。
ジェイの挑発から始まったこのヒクレオとのリーザーリーブジャパンマッチ。
敗者が日本を去るというハイリスクなこの戦いであるが、
現在この二人にはいろいろな噂が流れている。
その多くはヒクレオがWWEに移籍するのではないかというものであるが、
ジェイにもそのような動きがあるという噂もある。
またこの戦いが新日本プロレス追放ではなく、
日本からの追放ということで、敗者が今後力を入れていくであろう
新日本プロレスの海外興行を主戦場にするのではとも言われているが、
はたしてその結果はどうなるのか。
この戦いに敗れ日本を離れるのはどちらなのか、
そしてこの戦いが二人だけの戦いで決着するのか、
大注目の一戦となることは間違いないだろう。
そして最後はやはり至宝のベルトであるIWGP世界ヘビー級選手権に
ついて触れておきたいと思う。
シリーズの締めとなる2.11大阪大会のメインで組まれた、
このオカダ・カズチカと鷹木信悟によるIWGP世界ヘビー級選手権。
こちらに関しては挑戦者の鷹木信悟がこのタイトルマッチに行き着くのか
という展開が現在勃発している。
そしてその展開に関係しているのが、ノアとの対抗戦で対決する中島勝彦と
シリーズ初戦の1.22名古屋大会でKOPW争奪戦を行うグレート・オーカーンである。
この鷹木信悟とシングルで戦う二人に関しては、
公の場でシングルマッチにIWGP世界ヘビー級の挑戦権を賭けろと発言している。
これに関しては新日本プロレスが現時点で公式に認めているわけではないが、
鷹木信悟の気質を考えれば、もしどちらかの戦いに敗れれば、
挑戦権を渡すと言いかねないだろう。
はたして鷹木信悟は無事このシングルマッチ2連戦を乗り越え、
2.11大阪でのタイトルマッチに臨めるのか、
もしくは中島勝彦、オーカーンが鷹木信悟に代わり挑戦することになるのか。
この至宝のベルトの挑戦権を巡る戦いにも注目しておく必要があるだろう。
そしてその他にも多くのタイトルマッチなどが行われる、
このニュービギニングシリーズ。
新日本プロレス51周年はスタートから見どころ満載のシリーズとなりそうだ。