4.4両国大会で初代王者飯伏幸太とNJC2021覇者ウィル・オスプレイにより行われる
初めてのIWGP世界ヘビー級のタイトルマッチ。
当ブログでもそのタイトルマッチのアンケートを実施しているが、
ほぼ互角の投票数となっている。
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現在の新日本で最強と言える王者とNJCで破格の進化を見せた覇者によるタイトルマッチ。
昨年の内藤哲也とEVILのエモーショナルな戦いとは違う戦いが
両国では繰り広げられることになるだろう。
そこで今回の記事ではその戦いともに、今後この新たな至宝のベルトが
いったいどのような展開を見せるのか、そのあたりについて書いていきたいと思う。
ではまず今回のタイトルマッチであるが、どちらの方が有利と言えるだろうか?
各所でさまざまな意見が見られるが、個人的にはオスプレイが有利ではないかと思う。
NJCで見せたパワーとハイフライが最高の状態で合致したスタイルは、
若さという部分も加わり王者飯伏をも上回ると思われる。
またオスプレイはユナイテッドエンパイア(UE)という帝国をさらに拡大するという
大きなモチベーションも有している。
それらを考えるとこのタイトルマッチ、オスプレイが有利と言えるのではないだろうか。
ではもしオスプレイが本当にこのIWGP世界ヘビー級王座を戴冠すれば、
このタイトル戦線は今後どのような展開を見せていくだろうか?
ヘビー級に本格転向後まだ日が浅いオスプレイは、
まだ本格的に戦っていないトップどころのレスラーが数多くいる。
唯一抗争があったのはオカダであるが、
そのオカダともこれで終わりというわけではないかと思う。
そしてオスプレイの戴冠後、
私が最初に噛みつくとみているのはそのオカダである。
オスプレイとはドームで一区切りはついたが、
そこにタイトルが絡むとなればまた別の話となるだろう。
そしてそのタイトル自体にも不満をあらわにしているオカダが
ここで登場となれば、今後のスタジアムマッチなどに続く展開が
大きく動き一気に盛り上がりを見せることとなるはずだ。
やはりオスプレイ戴冠後の最初の抗争相手にふさわしいのは
この男しかいないのではないだろうか。
では次に考えられるレスラーは誰になるだろうか?
私が個人的に見てみたいのは、オスプレイと同世代で
今後長く外国人選手のトップを争うであろうジェイ・ホワイトである。
発表されているカードでは両国の時点でジェイがNEVERのベルトを
巻いているということはないが、オスプレイとのタイトルマッチが
王者同士という対決になれば、これまた大いに盛り上がることだろう。
The commonwealth kingpinとKing Switchによる覇権争いは
柔と剛というスタイルの違いもありきっと素晴らしい戦いとなるはずだ。
そんな二人の戦いを見てみたいと思うのは多くのファンも同様の想いではないだろうか。
その他にも内藤哲也を筆頭としたLIJのメンバーとの戦いも
大いに興味があるところだが、それは本当にオスプレイがタイトルを奪還したのちに
書いていきたいと思う。
はたして4.4両国で初めてとなるIWGP世界ヘビー級王座の
タイトルマッチを制するのは神かそれとも帝国の盟主か、
激戦必至のこの戦いが今から待ち遠しいところである。