ウィル・オスプレイの負傷による返上のため、
急遽空位となってしまったIWGP世界ヘビー級王座。
この至宝のベルトが空位となるのは近年では異例の事態であるかと思う。
新日本プロレスからは返上のニュースとともに、
新王座決定戦開催のアナウンスはあったが、詳細はいまだ判明していない。
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そこで今回の記事ではその新王座決定戦がいつ、どのような形で行われるのか?
について書いてみたいと思う。
まず新王者が決まるのは6.6大阪城ホールのドミニオンで間違いないだろう。
そこで一発勝負で決める可能性もあるが、さまざまな選手が名乗りを挙げていること
を見ると、トーナメントのような形になる可能性が高いのではないだろうか。
スケジュールを見るとカードが発表されていない大会は、ドミニオンまで3大会ある。
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その3試合は後楽園大会が2試合と大田区大会となっているが、
もしトーナメントを開催するならまさに最適な会場と言えそうである。
仮に8名参加のトーナメントなら、後楽園2大会でそれぞれ1回戦を2試合、
そして大田区大会で準決勝という流れが可能となる。
また4名によるトーナメントであれば大田区で準決勝が行われるだろう。
では現実的にはどのような選手がノミネートされるだろうか?
これは各自により予想が分かれるかと思うが、
ここでは個人的な意見を書いてみたいと思う。
まず筆頭は間違いなくオカダカズチカということで異論はないだろう。
そもそもオスプレイとのタイトルマッチが決定していたわけであるので、
彼は間違いなくどんな形の決定戦でもノミネートされるだろう。
再開されたシリーズでは現在名前もなく、
このテーマに関して公式に発言しているわけではないが、
オカダカズチカの出場に関しては鉄板であるはずだ。
では次は誰か?となるが、ここからはいきなり予想が分かれるかと思う。
それはこれまでの実績を取るか、今の勢いをと取るかで
大きく考えられる選手が変わってくるからである。
実績という部分で言えば、近年にIWGPを獲得し
現在も新日本に参戦している選手は以下のようになる。(オカダ以外)
・飯伏幸太
・内藤哲也
・EVIL
・ジェイ・ホワイト
・棚橋弘至
まさに新日本のトップオブトップと言える選手たちである。
この5名にオカダが加わり決定戦を行うとなれば、
全ての対決がビッグマッチのメイン級であり、盛り上がることは間違いない。
これを見たくないファンはいないはずだが、
はたして新日本の決断はどのようなものになるだろうか。
そしてもしトーナメントを8名で行うなら
残り2名にはこの選手たちがこうほとなるのではないだろうか。
それは先日の再開された愛知大会で名乗りを挙げた鷹木信悟。
そして自身のツイッターでその思いを発表した鈴木みのるだ。
IWGP-Wオレがやる pic.twitter.com/cCAPHhPiGv
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2021年5月20日
もし彼ら二人も参戦し今回挙げた8名での決定戦が実現すれば、
近年稀にみるビッグイベントとなるだろう。
それはこのコロナ禍により沈滞しているプロレス界復活を
目指すに相応しい起爆剤となるはずだ。
まもなく発表されるであろうIWGP新王者決定戦には
期待しかないが、はたしてどのようなモノになるだろうか。
今は新日本の発表を心待ちにしておきたいと思う。