本日は1月5日 WK2日目が行われる。
そして本日の大会で昨年から続く様々な展開に一区切りつき、
新たな展開が始まることになるだろう。
それは翌日のNEW YEAR DASHでより本格化し、
その後のNEW BEGINNINGへと続き、
2月最後の大阪城ホール大会2連戦のCASTLE ATTACKへと向かうはずである。
そこで今回の記事では2021年、新日本プロレスがいったい
どのように進んでいくのか?について個人的な見解を書いていこうと思う。
今年、新日本プロレスは我々ファンにどんな景色をみせてくれるだろうか。
2冠王座の行方
まず大きな焦点となるのは、やはり頂点のタイトルである
2冠王座の行方ということになるだろう。
当記事執筆時点ではWK15が終了していないので、
最終的に誰がその座に就くかは不明である。
よってその部分は割愛させていただく。
*追記 執筆後WK15で内藤哲也から飯伏幸太へタイトルが移動!
ここでの焦点は2021年も昨年同様、
2冠王座は統一して運用されるのかというところである。
個人的な見解としては、今年はこの2つのベルトは
分離するのではないかと考えている。
それはこの後のビッグマッチが2連戦であることを見ても
その可能性は高いように思われる。
(ニュービギニングの広島、キャッスルアタックの大阪城とも2連戦)
王者の負担は連戦でのタイトルマッチとなるので格段に増加するが、
連日メインを任されるという大きなメリットもある。
またファンから見ても両日王者のタイトルマッチが見れるので、
単純にうれしい気持ちになるはずである。
さらにこれは考え方で違う部分もあるが、約1年間2冠王座を一つとして
運用してみて、あまりメリットがなかったと判断したとすれば、
軌道修正するには年度替わりは実行しやすい時期でもある。
そのようなことを考えると、今年はこの2冠王座が解体の方向へ
進むと考えるのは、あながち間違いではないように思う。
IWGP USヘビー級王座はどうなるのか
また新日本プロレスは昨年から年をまたぎ、一つの大きな問題を抱えている。
それは上の見出しにもあるUS王座の処遇、
つまり王者モクスリーに対しての処遇である。
モクスリーは昨年2月、鈴木みのるを相手に防衛を果たしたのち、
新日本プロレスに姿を見せることはなく、約1年が経過している。
規定では半年間防衛戦を行わない場合は、王座剥奪となるのだが、
これはコロナ禍ということもあり例外的な処置がとられ、
現在も王座はモクスリーの手元にある。
そして8月にそのUS王座の権利証をかけてNJC USAが行われ、
KENTAが優勝し、その権利証を手に入れたのだが、
モクスリーとの調整がつかないためか、権利証マッチがいまだに続いている状態だ。
この状態は客観的に見れば、明らかにおかしい事態かと思うが、
新日本プロレスからはUS王座自体に関してのアナウンスは行われていない。
しかし1年以上となりそうなこの防衛空白期間をいつまでも
放っておくわけにはさすがにいかないだろう。
モクスリーは所属団体のAEWの番組には出ている情報があるので、
調整さえつけば新日本に呼ぶことは可能ということだろう。
それが無ければ、さすがにここまで事を引っ張る必要はないはずだ。
よってこの問題は個人的には大阪城ホールまでのビッグマッチで、
ケリがつくのではないかと考えている。
つまりKENTAがとうとうモクスリーと対峙し、
タイトルマッチを行うということである。
これは予想というより願望であるがぜひ実現してほしいものである。
*追記 執筆後モクスリーがドームのビジョンに登場!
無事、KENTAとのタイトルマッチが決定!
THE EMPIREの勢力拡大
最後は昨年新日本プロレスに久々に立ち上がった、
新ユニットTHE EMPIREについて書いてみようと思う。
オスプレイとオーカーンの結託、そしてジェフ・コブも引き入れ
執筆時点では3名からなるこの新ユニットだが、
現在はまだムーブメントを起こしているとは言えず、
ファンもこれから彼らがどう進んでいくのか
様子見をしているところかと思う。
THE EMPIREに関しては以前の記事に書いているので、
そちらもご覧いただければ幸いだ。
↓
上記の記事にも書いたが、彼らがこれから何がしたいのかは
いまひとつ掴めていない部分があるが、
まずはユニットとしてその存在感を高めていくためには、
メンバーを増員する、つまり勢力を拡大する必要があるだろう。
現在はヘビー級3名という構成なので、
タッグという部分を考えれば、ヘビー級をもう一人、
そしてジュニアヘビー級のレスラーは、出来れば二人増員できれば、
バランスもとれユニットのとしての形も出来るのではないだろうか。
特に急務なのはオーカーンも語っていたことだが、
ジュニアヘビー級のレスラーの取り込みということになるだろう。
SNSなどではいろいろレスラーの名前が挙がっているが、
はたしてどのレスラーがこの帝国に新たに参加することになるだろうか。
その点も含め、新しい帝国の動向に今年はより注目していきたいところである。
まとめ
2021年最初の興行にして、年間最大興行でもあるWK15。
コロナ禍の影響もあり、通常とは違う大会となるだろう。
観客動員の制限や、また観戦様式の制限など
多くのネガティブな要素が存在するが、
新日本プロレスにはそれらを吹き飛ばす戦い、
そしてワクワクさせる物語をぜひ見せてほしいと思っている。
さあ、ダブルドーム2日目となるWK15
1.5東京ドーム大会は本日17時開始だ。
この大会はプロレスファンならば、
決して見逃してはいけない大会であることは間違いない。