ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

【新日本プロレス】IWGP USヘビー級王座は今後どのような展開となっていくのか

f:id:yosikazukun:20210718111953p:plain
f:id:yosikazukun:20210718112012p:plain
(出典:AEW公式)

 

ちょうど約4年前の2017年7月に設立されたIWGP USヘビー級王座。

設立当時からその存在意義が揶揄されていたタイトルであるが、

長い時を経て今このUS王座はその存在意義を確立しているのではないだろうか。

 

 

なぜ私がそう感じたのかは、もちろん最近のこのタイトルの運用にあるわけだが

少しそのあたりを整理してみようと思う。

 

 

まずこのタイトルの本来の意義であるが、『USヘビー級王座』という

タイトル名からもわかる通り、本来は北米地区最強のヘビー級レスラーを

決めるという意義付けがあったはずである。

 

 

タイトル設立の理由としては2017年のタイトル設立当時にすでにあったであろう

今後の海外でのマーケット拡大に向け北米地区でのアイコンとなる

ベルトを作るということであったかと思われる。

 

 

しかし実際はその意義とは裏腹に新日本の一つのベルトとして、

限られた選手の中で運用されていたことは否めないところだろう。

 

 

その風向きが変わったのはやはり元WWEスーパースターにして、

AEW所属のジョン・モクスリーがタイトルを獲得してからだろう。

 

 

またさらに状況は変化し、今年に入りモクスリーが

アメリカでも新日本マットでの活動が可能となったことで、

よりタイトル運用の幅は広がることとなった。

 

 

この背景には新日本プロレスとAEW・インパクト連合との関係の変化、

つまり業務提携の進行があったと推察されるが、

このことによりUS王座は本来の意義を見出したと言えるだろう。

 

 

よってUS王座は今後はさらにその方向へと舵を切っていくのではないだろうか。

その証拠として今年に入ってからのタイトル戦は

対戦相手やその開催場所に徐々に変化が見られる。

 

 

まずコロナ禍により1年ぶりのタイトルマッチとなった2月の防衛戦は、

挑戦者は新日本のKENTA、開催場所はNJPW STRONGであった。

 

 

この出来事はモクスリーが新日本のタイトルを初めてアメリカで行った

という意味で一つのハードルを越えたといっていいだろう。

 

 

また次に行われたタイトルマッチは、挑戦者は新日本の永田裕志であったが、

その開催場所はAEWの番組であるDynamiteであった。

 

 

新日本プロレスのタイトルマッチが、他団体の番組で行われた、

これは前回のタイトルマッチ以上の一つの大きな転換で

あったことは言うまでもないだろう。

 

 

そしてついに今回行われたカール・アンダーソンとのタイトルマッチは

王者も挑戦者も、そして開催場所も新日本とは関係のない、

画期的なタイトルマッチとなった。

 

 

そして次の挑戦者はあのランス・アーチャーである。

再びアーチャーがIWGPに挑戦することになるとは

離脱当時では考えられなかったことだろう。

 

 

今回関係した全選手とも新日本とはゆかりの深いレスラーではあるが、

これは少し前の新日本では考えられない出来事かと思う。

 

 

国内では鎖国の方針を貫いているように思える新日本プロレスだが、

それとは逆に海外では門戸開放を広げていく方針ということだろうか。

 

 

もちろんそこにはAEWの知名度を利用したマーケット拡大という

ビジネス的な思惑もあるだろうが、今後US王座は新日本内という枠にこだわらず

運用がつづくのではないかと思われる。

 

 

そして今回のタイトルマッチが終われば、次のタイトルマッチはおそらく

8.15LA大会といういうことになるだろう。

 

 

その1年半ぶりの有観客大会で誰が挑戦するのか?

そしてUSの絶対王者となったモクスリーからベルトを奪うことは出来るのか?

そのあたりは日本の展開ともリンクしてくる可能性がある。

 

 

さて本来のタイトルの意義を見出しつつあるUS王座は

今後どのような展開となっていくのか?

 

 

団体間の架け橋という側面もあるこのタイトルの行方は

今後も注視していく必要があるだろう。

 

 

 


プロレスランキング

 

twitter.com