8.5大阪府立体育館て行われたG1クライマックスAブロックリーグ戦の最終戦。
このAブロックは多くの新世代と呼ばれる選手が集まり、
彼らの活躍が大いに注目されたが、結果から言うと世代交代は完遂出来なかった。
最終的にAブロックの1位は現IWGP世界ヘビー級王者のSANADAが全勝でリーグ戦を
突破し、
2位にはシングルタイトル戴冠歴のあるヒクレオが入った。
つまり終わってみれば、実績上位の二人が貫禄をみせたということだが、
この結果を予想した方は多くはないだろう。
特にヒクレオの突破を予想したファンは少なかったように思う。
ではここからは惜しくもリーグ戦敗退となった新世代の選手たちに
ついて振り返ってみよう。
ます彼らの最終的な点数は、辻陽太が7点、
そして海野翔太、成田蓮、清宮海斗は6点となった。
点数だけをみれば辻がリードしているが、
彼らの直接対決の結果をみると差はないに等しいだろう。
直接対決では引き分けが多くあったことをみても
今回の20分という時間では決着をつけるには時間が足りなかったと言える。
次に彼らがいつシングルで戦うのかはわからないが、
今後もその戦いが続いていくことは間違いない。
ファンとしては早く今回の続きを見たいところだが、
楽しみにしてその時を待ちたいと思う。
さて結果としてはリーグ戦敗退となった新世代だが、
その中で個人的に最も実力を感じたのはNOAHの清宮海斗である。
やはり同世代の選手との比較ではGHC王座獲得など、
群を抜いた実績があるが、それは伊達ではなかったと今回の戦いを通じ強く感じた。
今大会試合後は今後の新日本プロレス参戦も示唆しているだけに、
楽しみなところだが、はたして次回の参戦はどんな形になるだろうか。
さて最後にAブロックリーグ戦突破者の次戦についてたが、
1位のSANADAはCブロックの2位と、
そして2位のヒクレオはDブロックの1位と戦う。
個人的にはSANADAの相手はフィンレー、
ヒクレオの相手は内藤哲也とみているが、はたしてどうなるだろうか。