7.15札幌大会より開幕する新日本プロレスの真夏の祭典、Ḡ1CLIMAX33。
今年は史上最多の32名が参戦し4ブロック制で行われるが、
そのブロック分けが6.10の幕張大会で発表された。
そしてその中で最も注目を浴びたのは今から紹介するAブロックであるだろう。
まずはそのメンバーであるが以下の通りである。
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■Aブロック
・SANADA (Just 5 Guys)
・海野翔太 (NJPW)
・成田蓮 (NJPW/STRONG STYLE)
・辻陽太 (LOS INGOBERNABLES de JAPON)
・ヒクレオ (NJPW/G.o.D)
・チェーズ・オーエンズ (BULLET CLUB)
・ゲイブリエル・キッド (BULLET CLUB)
・清宮海斗 (プロレスリング・ノア)
そしてその試合順を含む星取表は以下である。
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このメンバーの名前を見れば一目瞭然だが、新日本プロレスの新世代、
また外国人選手の新世代、そしてノアの清宮海斗が集結した、
かなり特徴的なブロックとなっている。
ではそのあえてこのブロックに集めたと思われるメンバーの中で
最も注目されるのは誰になるだろうか?
それはやはりプロレスリング・ノアから参戦した清宮海斗ではないだろうか。
ほぼ同時期にノアでもN−1が行われるが清宮海斗は
それを辞退しḠ1に集中するとのことだ。
清宮個人としては標的であるオカダ・カズチカと
別ブロックになったことは不本意だっただろうが、
新日本プロレスの新世代とシングルでぶつかることは、
今後ノアに帰還したとき、大きな財産になるのではないかと思う。
すでにノアではGHCヘビー級を戴冠しトップ選手であるが、
今回のḠ1の経験がさらに清宮海斗の幅を広げることになるのではないだろうか。
はたして清宮海斗は初のḠ1で何を見せてくれるだろうか。
そして次に注目されるのは新日本プロレスの新世代と呼ばれる選手たちだが、
その中でも最注目はやはり6.4ドミニオンで衝撃的な凱旋帰国をはたした辻陽太だろう。
多くのファンの方がその衝撃的な凱旋帰国となった
SANADAとのタイトルマッチを見たかと思うが、
それは近年では最高の凱旋帰国試合といって間違いないかと思う。
現在行われているシリーズでも新規加入したLIJのメンバーと戦い
連日好ファイトを繰り広げているが、彼がḠ1でいきなりブロックを通過しても
良い意味で誰も驚かないのではないだろうか。
むしろ個人的にはブロック2位までに入り、あっさりと通過するのではと考えているが
はたして辻陽太は多くのLIJファンの期待に応えることができるだろうか。
またその辻陽太から現在は一歩遅れている感のある、海野翔太と成田蓮であるが、
先輩と言う立場もあり、このまま辻の後塵を拝するわけにはいかないだろう。
それを覆すにはこのḠ1は大きなチャンスとなるが、
直接対決で辻陽太に意地とプライドを見せつけることができるだろうか。
彼ら二人にとってもこのḠ1は大きな試金石となりそうだ。
それ以外にも特大のポテンシャルを持つヒクレオ、
そしてバレットクラブ入りしたゲイブ・キッドもおり、
上に書いた彼らも足をすくわれる可能性も大いにあるだろう。
そんなAブロックの開幕戦ではなんと新世代の直対決となる
辻陽太vs清宮海斗、そして海野翔太vs成田蓮が組まれている。
この結果が今後にも大きく影響しそうだが、誰が勝利し
この先のアドバンテージを得ることができるだろうか。