開催まであと1か月を切った新日本プロレス年間最大興行、レッスルキングダム17。
その全カードが先日公式より発表となった。
今回のカード発表を見た感想としては現時点ではサプライズ的なカードはなく
比較的予想通りの順当なカードが並んだという思いである。
それではここからはこのWK17のカードについて考察していきたいと思う。
まずアンダーカードを含めた全カードは以下のようになっている。
👇
第0試合-1 エキシビションマッチ
大岩陵平vsボルチン・オレッグ
第0試合-2 KOPW2023進出権争奪ニュージャパンランボー
アントニオ猪木メモリアルマッチ
真壁刀義&小島聡&永田裕志vs藤波辰爾&鈴木みのる&タイガーマスク
第1試合 IWGPジュニアタッグ選手権
(王者)TJP&フランシスコ・アキラvs(挑戦者)YOH&リオ・ラッシュ
第2試合 IWGP女子王座選手権
(王者)KAIRIvs(挑戦者)中野たむ
第3試合 IWGPタッグ選手権
(王者)キャッシュ・ウィラー&ダックス・ハーウッド ≪FTR≫
&
(挑戦者)後藤洋央紀&YOSHI-HASHI ≪毘沙門≫
第4試合 NJPW WORLD認定TV王座決勝戦
成田蓮vsザック・セイバーJr
第5試合 NEVER無差別級選手権
(王者)カール・アンダーソンvs(挑戦者)タマ・トンガ
第6試合 武藤敬司新日本プロレスラストマッチ
武藤敬司&棚橋弘至&海野翔太vs内藤哲也&SANADA&BUSHI
第7試合 IWGPジュニア選手権4WAYマッチ
(王者)石森太二vs(挑戦者)高橋ヒロム、エル・デスペラード、マスター・ワト
第8試合 ダブルメインイベントⅠ IWGP USヘビー級選手権
(王者)ウィル・オスプレイvs(挑戦者)ケニー・オメガ
第9試合 ダブルメインイベントⅡ IWGP世界ヘビー級選手権
(王者)ジェイ・ホワイトvs(挑戦者)オカダ・カズチカ
アンダーカードを含めると全12試合、そのうち7つがタイトルマッチと
まさにドーム興行にふさわしい豪華な対戦カードが出そろったと言えるだろう。
その中でまず取り上げたいのはタイトルマッチではなく、
第6試合で組まれた武藤敬司新日本プロレスラストマッチである。
この試合武藤敬司は棚橋弘至、海野翔太と組むわけだが、
海野翔太がこのカードに加わったことは、今後彼が棚橋弘至の系譜を継ぎ
新日本プロレスのエースになっていくという表れだろうと感じた。
つまり海野翔太に対し新日本プロレスとしても
大きな期待をかけているということがわかるが、
はたして海野翔太はこのビッグネーム揃いのカードで
自身の存在感を示すことはできるだろうか。
またその対戦相手にLIJの内藤哲也、SANADA、BUSHIが
選ばれたことにも大きな意味があるだろう。
対戦相手であるLIJのメンバーは全員何らかの形で
武藤敬司とゆかりのある選手たちだが、
その中でもSANADAとBUSHIは武藤敬司が全日本プロレス社長時代に
デビューしたという出自を考えると師匠ともいえる存在である。
また内藤哲也はファン時代、棚橋弘至とともに
武藤敬司に憧れていたことは有名な話だが、その憧れの相手との最後の戦いとなる。
この試合はタイトルマッチに挟まれたスペシャルマッチとなるが、
彼らはこの戦いで何を見せてくれるだろうか。
そしてもう一つの注目点としては、IWGP女子選手権が
アンダーカードではなく正式にマッチメイクされたことだろう。
これはおそらく新日本プロレスとしては初めてのことかと思うが、
半世紀の歴史の中でも出来事の一つと言えるだろう。
それだけにこの試合に出場するKAIRIや中野たむには
大きなプレッシャーがかかっているはずだが、
それに負けずぜひ彼女たちらしい戦いを見せてほしいと思う。
はたして否が応でも注目されるこの戦いで、
KAIRIそして中野たむがは新日本プロレスファンに
爪痕を残すことができるだろうか。
さてここまでタイトルマッチ以外の注目カードについて書いてきたが、
字数も多くなってきたので、その他のカードについては別の機会で触れたいと思う。
そちらもご覧いただければ幸いだ。
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