ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】高橋裕二郎が見せたジャイアントキリング ~9.18 大阪大会 Aブロック公式戦~

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(出典:新日本プロレス公式)

 

ジャイアントキリングは、スポーツ試合などで明らかに格上相手から(大方の予想を覆して)勝利をもぎ取るいわゆる大番狂わせ」を意味する表現である。

 

ジャイアントキリング。

上の引用を見てもらえばわかる通り、俗にいう大番狂わせという意味である。

それがG1開幕戦のまさにオープニングとなるカードで、高橋裕二郎により実現した。

 

 

公式サイトで行われていたツイッターの勝敗予想では、

なんと94%が飯伏幸太の勝利を予想していた。

 

 

94%。この数字はほぼすべてのファンが飯伏幸太の勝利を

確信していたと言っても過言ではないだろう。

 

 

このファンの心理は現状を考えれば大いに納得がいくところである。

G12連覇中ににして、初代IWGP世界ヘビー級王者の飯伏と

 

 

前年のG1の戦績が1勝8敗と実質最下位であり、

かつ今年のG1も参戦が危ぶまれていた裕二郎。

 

 

表現に語弊があるかもしれないが、G1に優先順位というモノがあるならば

このカードは1位と20位の組み合わせであると言える。

 

 

つまり私を含めた大多数のファンが飯伏勝利を

予想することは至極当然であるということだ。

 

 

そんな誰もが飯伏勝利を確信していた中、

裕二郎は大仕事をやってのけた。

 

 

途中危ない場面もあったが、

試合は終始裕二郎のペースであったと言っていいだろう。

 

 

そして最後はこのG1のために開発したと思われる

新技”ビッグジュースがさく裂した。

 

 

この結果をみると最終戦で初勝利を挙げた昨年と違い、

開幕戦で勝利を挙げた今年は大いに期待できそうだ。

 

 

そして裕二郎の今後のリーグ戦で注目すべき戦いは、

やはりブロック3強と言われる残りの二人、

9.30内藤哲也戦と最終戦の鷹木信悟戦であろう。

 

 

まず7年ぶりとなる内藤哲也戦は、戦前から多くのファンが注目する一戦だ。

この戦いはきっとこれまでのヒストリーが詰まった、

エモーショナルな戦いとなるだろう。

 

 

ここで再び裕二郎がジャイアントキリングを起こせば、

一躍裕二郎はこのG1の台風の目となる存在になるはずだ。

 

 

ディスティーノとビッグジュース。

元相棒に炸裂するのはどちらのフィニッシュホールドだろうか。

 

 

そしてリーグ戦の最終戦では現IWGP世界ヘビー級王者、

鷹木信悟との一戦が待ち受けている。

 

 

このカードを見たとき、なぜ裕二郎が最終戦に鷹木信悟と対戦するのか?

と感じたが、飯伏を破った今となれば、この戦いは決定戦進出に関し、

重要なポイントとなる一戦になることは間違いないはずだ。

 

 

もし飯伏幸太に続き、内藤哲也、そして鷹木信悟をも撃破すれば、

それはバイプレイヤーに甘んじていた裕二郎が、

再び戦いの最前線へ戻ってくることを意味するだろう。

 

 

多くのファンがもう埋まることがないと思っていた、

内藤哲也との圧倒的な距離が再び接近すれば、

今後の内藤哲也との戦いも、また別の意味を持つことになるはずだ。

 

 

はたして高橋裕二郎は開幕戦だけにとどまらず、

シリーズを通じて己の存在感を高めることが出来るのか。

 

 

そしてピーターさんに再び最高にSEXYな姿を見せることが出来るのか。

今後も大いに注目していきたいと思う。

 

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