ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】G1クライマックス31 Aブロックを振り返ってみる。

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(出典:新日本プロレス公式)

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(出典:新日本プロレス公式)



先日の10.18横浜武道館大会にてすべての公式戦が終了したAブロック。

決定戦進出は4年連続となる飯伏幸太が勝ち取ったわけだが、

その他にもいろいろなトピックスがあったかと思う。

 

 

そこで今回の記事ではこの1か月にわたり行われたAブロックについて

振り返っていきたいと思う。

 

 

 

内藤哲也の欠場

 

 

まず今回のAブロックで外せない出来事としては、

優勝候補の本命と言われていた内藤哲也の欠場だろう。

 

 

ファンに約束していたドームのメインに戻るために、

このG1は是が非でも優勝する必要があったわけだが、

その夢は初戦のザック戦で脆くも崩れることとなってしまった。

 

 

ケガの具合としては欠場が年単位に及ぶほどではないようだが、

この内藤哲也の欠場は、おそらくAブロックの結果にも大きく影響したことだろう。

 

 

つまり今回の飯伏の4年連続の決定戦進出も、

この内藤哲也の欠場があったからかもしれない。

 

 

これはまさにたられば論になるが、もし内藤哲也が今回のG1を完走していたら

どのような結果になっていただろうか。

 

 

きっと多くの内藤哲也ファンは膝のケガの回復を願うともに、

内藤哲也の逆転劇をが始まることを期待しているかと思う。

彼の復帰の舞台はいったいいつどこになるだろうか。

 

 

バレットクラブ勢の活躍

 

 

今回のG1AブロックにはKENTA、ロア、裕二郎の3人が出場した

バレットクラブだが、得点とは別に彼ら3人はそれぞれの立場で、

大いに魅力と実力を発揮したと言えるだろう。

 

 

ユニットのMVPがあるとすればAブロックに関しては、

間違いなくバレットクラブになるかと思う。

 

 

まず最後まで決定戦進出の望みを残し、リーグ戦自体のメインを務めたKENTA。

戦前は伏兵というような位置づけであったと思うが、

このG1もリング上、リング外問わず話題を提供し続けた。

 

 

もし個人のMVPがあればKENTAにあげるべきというほどの

活躍を見せたのは多くのファンも知るところだろう。

 

 

このG1のKENTAはSNSやバクステなどというこれまでの舞台ではなく、

リング上でもより一層多くの引き出しを見せてくれた。

それはリーグ戦のみならず急遽組まれたヒロムとの一戦にもうかがえたかと思う。

 

 

ノア時代を彷彿させるバチバチのスタイルと

現在のバレットクラブ所属としてのヒールファイトが

絶妙なバランスで融合し新たな魅力となった。

 

 

今回は惜しくも決定戦には進出できなかったが、

今後のタイトル戦線に絡んでくることは間違いないかと思う。

 

 

また残る二人のロア、裕二郎も今回の戦いで大いに株を上げただろう。

どちらかというとタッグ色の色合いが強い二人であったが、

今回のG1ではそれを覆すほどの活躍を見せた。

 

 

まず裕二郎は開幕戦の飯伏からの勝利、そして最終戦の信悟からの両リン。

得点的には内藤哲也戦の不戦勝を含め5点となったが、

その得点は全て57年会の3人から獲得したものだ。

 

 

この結果はきっと今後の展開にも大きく関わってくることになるはずだ。

そして個人的にはこの実績をひっさげ、

今回幻となった内藤哲也戦を実現してほしいと思う。

 

 

それがもし内藤哲也の復帰戦となれば、

きっとそれはエモーショナルな一戦となるだろう。

 

 

またタッグ王者の最多戴冠記録を持つGODの一員であるロアだが、

今回は後半に進むにすれ、シングルプレイヤーとしても特大のポテンシャルを見せた。

 

 

身体能力の高さと言えば兄のタマ・トンガの代名詞と言えるものだが、

このロアもタマに負けないくらいのポテンシャルを持っていることが今回判明した。

 

 

得点は裕二郎同様にそこまで伸びたわけではないが、

最終戦に見せたザックからの勝利は決してフロックではないはずだ。

 

 

引き続きタッグ戦線をタマと牽引するとともに、

今後はシングル戦線でもその実力を大いに

発揮してほしいと思うのは私だけではないだろう。

 

 

グレート‐O‐カーンの引き出し

 

 

そして最後はこのブロックの前半戦をザックともに盛り上げた

オーカーンについて書いてみたいと思う。

 

 

今回のG1に初出場となったオーカーン。

結果的には不戦勝を含む4連勝の後、5連敗で終わってしまったが、

その得点以上の圧倒的な引き出しの多さを見せたことは印象的であった。

 

 

パワー系にはパワーで、テクニカル系にはテクニックで、

相手の土俵にあえて踏み込み対応していたこと、

いやむしろ圧倒していた場面を数多く見た。

 

 

オーカーンのバックボーンを知っていれば、納得できるところもあるが、

プロレスのリングでも同じようにそれを発揮することはなかなかできるものではない。

 

 

すでにタイトル戦線に参戦するだけの実力を持っているかと思うが、

このG1以降ついに本格的にドミネーターの侵略が始まるのではないだろうか。

 

 

ここまで個人的な視点でAブロックを振り返ってみたが、

ご覧の皆さんはどのような感想を持っただろうか?

 

 

今回のG1で起こったドラマが今後の展開にどのようにつながっていくのか、

そのあたりに注視し、引き続き追いかけていきたいと思う。

 

 

 

 


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