ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】木谷オーナーが語る売上倍増計画

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(出典:新日本プロレス公式)

www.tokyo-sports.co.jp

 

先日の東京スポーツ紙上で新日本プロレス木谷オーナーが語った、

22年7月期での売上倍増計画。

 

 

その計画の全貌とはいったいどのようなモノなのか。

今回の記事ではそれらについて書いていきたいと思う。

 

 

まずは新日本プロレスの現状であるが

2018年に過去最高の54億円を記録した売上は、

コロナ禍の影響により20年7月期では45億円に落ち込んだようだ。

 

 

そしてその影響は今期にもおよび、その売上は35億にまで

減少することを想定しているとのことだ。

 

 

それを木谷オーナーは22年7月期に70億円にまで倍増すると

今回の記事の中で話したわけである。

 

 

今回のように経営者が大きな目標を掲げることは珍しいことではないが、

その目標を達成する根拠がないことも往々にしてある。

 

 

しかし今回の記事を見てみると、木谷オーナーにはその道筋が

ハッキリと見えているように感じる。

 

 

今回の記事で木谷オーナーが言う根拠を要約すると

おおよそ以下のようになるかと思う。

 

 

・新日本プロレスワールドの会員数が過去最高である。

・米国法人もコロナ明けには本格始動する。

・選手に負担をかけない形で興行の規模を拡大するめどが立った。

・新日本プロレスを題材にしたスマホアプリ配信決定。

・ドームツアーを含むドームでの興行拡大。

 ・五輪アスリートを含む人材発掘の強化

 

 

まず10万人以上と言われるワールド会員からの収入は、

興行の有無にとらわれない継続的な収入であるので、

売上を構築するにあたり大きな柱であるだろう。

 

 

魅力的なコンテンツを作り、今後さらに会員数を増やすことが出来れば、

さらに安定した経営が可能となる。

 

 

今後の経営においてもこの映像配信という部分は、

最重要項目であることは間違いないと思う。

 

 

そしてそのための魅力的なコンテンツ作りには、

興行の充実は当たり前のことだが欠かせないものである。

それが米国法人の本格始動と興行規模の拡大ということになるだろう。

 

 

本格的な海外進出は、今回のコロナ禍でやや頓挫しているが、

マーケット規模を拡大するためには欠かせないモノだろう。

 

 

そして個人的に大いに今回気になったのは、

選手に負担をかけない形での興行規模拡大という部分である。

 

 

これは昨年のG1でも実施されたが、

段階的な2リーグ制ということかと思われる。

 

 

昨年のG1を思い返すと各大会公式戦が行われる

ブロックの選手のみが出場し興行が再開された。

 

 

そこで一定の成果が見えたということで、

それを置換しこれからの興行で実施していくということではないだろうか。

 

 

たしかに新日本プロレスの選手層と現在の興行のフォーマットが

6試合であることを考えれば、選手の負担が増えることなく、

規模を拡大できそうである。

 

 

もしこれが実現すれば日本国内での同時開催や日米での同時開催など、

いろいろな形での興行が実施可能となるだろう。

 

 

何と言っても経営の柱が興行収入であることは 間違いないので、

売上倍増を実現するためには、この戦略は必須となるかと思う。

 

 

また今回の記事の中でファンとして期待が高まることとしては、

木谷オーナーのこの発言が挙げられるだろう。

 

もうちょっとドームをやりたいという気持ちはあります。G1の決勝とかも本当はドームでやりたいです。22年にドームツアー復活? そういうことをやるしかないですよね

(引用:東京スポーツ)

 

 

このG1決勝のドーム開催や、その先にあるドームツアー復活など、

ファンにとってもテンションが上がる夢のある話かと思う。

 

 

またこれは会社のトップであるオーナーが言っているわけであるので、

あながち夢物語ではないかと思われる。

年始以外のドーム大会開催に今後大いに期待したいところだ。

 

 

最後に。

今回のコロナ禍で新日本プロレスは、

少なくないダメージを負ったかと思うが、

 

 

この状況でしか試すことが出来ないことで

新たな展開が見えたところもあるかと思う。

 

 

ピンチを逆手に取り、それをチャンスに変える。

それはまさにプロレスそのものであると言えるだろう。

 

 

今後木谷オーナー率いる新日本プロレスが、

どんな新しいモノを我々に提供してくれるのか。

夢は膨らむばかりである。

 

 

 


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