先月、海の向こうアメリカで勃発した
ジェイとGoDに端を発したバレットクラブ内紛騒動。
その騒動後初めてとなる3.1日本武道館の旗揚げ大会で
何かが起こるかと思われたが、それはバレットクラブメンバーの試合後の
バックステージで起こった。
それは試合に勝利したファレ・ELP・石森がコメントしているところに
ジェイのマネージャーでもある外道が登場し、ジェイからの伝言を伝えたのだ。
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外道「(さらに外道が現われ、英語で3人に向かって)落ち着けよ! 俺が今から言うことをよく聞けよ…ジェイ・ホワイトからメッセージを預かってる。ジェイは『お前はどっち側に付くんだ? お前たちが正しい選択をしてくれることを願ってる』って言ってる。俺もそう思うよ。分かったか?」
(引用:新日本プロレス公式)
このコメントを見てもわかる通りジェイはメンバーに選択を迫ったのだ。
これでさらにバレットクラブの亀裂は決定的になったと言える。
お前たちは俺の側なのか?それとも向こう側なのか?
今後ジェイはおそらく各メンバーにこのように選択を迫っていくということだろう。
またこの再開初日から日本での動きが発生したということは
NJCを通しこのバレットクラブの問題が動いていくことは間違いなさそうだ。
また改めて以下のトーナメント表、今後のカードを見てみると、
次に多くのメンバーが登場するのは3.6福島大会ということになる。
(3.2武道館大会は裕二郎のみ出場)
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この福島大会ではバレットクラブメンバーの公式戦はないが、
HOTの試合も含め3試合のタッグマッチが組まれている。
ここで何かひと騒動が起こっても不思議ではないだろう。
そして今回の問題の中心にいるGoDの二人の初戦は3.13尼崎大会であるが、
そこまでに多くの大会が組まれているだけに、
彼らがどこかに電撃的に登場する可能性も大いにあり得ることかと思う。
ここまでの展開の流れを見るとジェイを中心とした新生バレットクラブ、
そしてGoDを中心としたバレットクラブ・オリジン、
そしてもう一つの勢力であるHOT。
実質的にバレットクラブは3派に分かれることは避けられないところだろう。
またこの問題が最終的に収まるには、彼らがどこかで直接対決するしかないと思うが、
その舞台がアメリカなのか、もしくは日本なのかは現状を踏まえると微妙なところだろう。
ぜひともこの決着戦は日本で行ってほしいが、
その舞台になりそうなのは今後のスケジュールを見ると、
5月の福岡ドームか、もしくは6月の上半期の総決算となる大阪大会かになりそうだ。
もしそこに今回の最大のキーパーソンであるジェイが来日すれば
およそ1年ぶりのこととなる。
時期的にみても程よいことを考えるとジェイの登場は大いにあり得るだろう。
さてバレットクラブの歴史はリーダーの追放という形で紡がれてきたが、
今回の展開はこれまでにない初めての形である。
今後拡大の一途をたどるであろうこのバレットクラブ問題。
はたしてその決着はどのような形となるだろうか。
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