5.12後楽園ホール大会より開幕した
新日本プロレス年に一度のジュニアの祭典BOSJ30。
今大会では両ブロックのリーグ戦全10試合が行われたが、
開幕から波乱の展開となった。
その波乱の展開とは現IWGPジュニア王者にしてBOSJ3連覇中の高橋ヒロム、
そしてもう一人のジュニアの顔であるデスペラードの二人が敗れるというものである。
今回のようなリーグ戦では優勝候補と言われる選手が初戦で敗れることはよくあるが、
これで今年のBOSJも混戦となることは間違いないだろう。
はたして今後のリーグ戦はどのような展開を見せるのだろうか。
今大会はリーグ戦初戦ということもあり、
それぞれの選手の戦い方などに注目していたが、
まず目についたのは第一試合に登場した
クラーク・コナーズに外道がついていたというところである。
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またバックステージで外道はデビッド・フィンレーに依頼されたと語っていたが、
これを見る限りコナーズはバレットクラブ全体で支えていくということだろう。
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※コナーズに英語で)大好きだ、クラーク! オマエのスタイルは大好きだぜ!
オイ! デビッド・フィンレーに頼まれてんだ! コイツを優勝させろってな! 間違いねぇな、(※クラークに英語で)オマエが優勝だ!
この日のコナーズはLA道場の後輩であるケビン・ナイトを下し、
幸先の良いスタートを切ったが、はたしてこのまま勢いに乗り、
フィンレーのように一気に存在感を高めることはできるだろうか。
その他で気になった選手と言えば先日の記者会見で
真っ向勝負を宣言したSHOである。
もちろん多くのファンの方もこのSHOの宣言を懐疑的に見ていたはずだが、
その予想通りこの日もEVILとともにいつものダーティーファイトを繰り広げ、
会場のファンのヒートを買っていた。
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個人的にはこれこそが現在のSHOであると思うので、
このスタイルを貫いてほしいが、理想を言えばその戦い方を貫きつつ、
成績も伴ってほしいと思っているが、はたしてSHOの上位進出は叶うだろうか。
もちろんこの日敗れた大本命の二人であるヒロム、デスペラードの
巻き返しも必至だけに、今後誰がこのシリーズを牽引するのかは
大いに注目されるところである。
はたして今年のBOSJはこれまでとは違う新たな勢力の台頭があるのか?
もしくはやはり順当な選手が上位を独占するのか?
引き続き追いかけていきたいと思う。