5.12後楽園ホール大会より始まった新日本プロレス年に一度のジュニアの祭典BOSJ30。
そのBOSJ30も先週末の愛知大会をもって早くも前半戦3試合が終了した。
ここまでの各ブロックの状況を見てみると全勝の選手が3名いるAブロックに対し、
一方のBブロックは早くも全勝の選手がいなくなり混戦の様相を呈している。
しかし現在の状況にかかわらず両ブロックとも今後の中盤戦、後半戦へと進むにつれ
混戦となることは間違いないだろう。
ではここまでのBOSJ30を振り返ってみたいと思うが、
まず大きなポイントとしては現王者の高橋ヒロムが3戦を終え、
すでに2敗を喫している言うことだろう。
今年は決勝トーナメントがあるブロック2位まで通過できるとはいえ、
これ以上敗れるとブロック通過がかなり厳しくなると言えそうだ。
はたして王者はここから巻き返し4連覇への道をつなぐことはできるだろうか。
そしてそんなヒロムの次の相手となるSHOだが、
記者会見での真っ向勝負宣言とは裏腹にここまでは
いつものダーティーファイトを繰り広げている。
今回のBOSJではディック東郷の姿はないが、
その代わりに毎試合EVILが登場し試合に介入している。
そして先日の名古屋大会ではそのEVILはなんとレフェリーとして
暗闇から登場し、SHOの初勝利をアシストした。
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今回のHOTはいつものパターンだけではなく、様々な介入方法を駆使しているだけに、
今後彼らが毎試合どのような方法を見せるのかも注目点と言えそうだ。
そしてもう一方のBブロックであるが、先述した通りすでに全勝の選手はおらず、
まだまだ全員にブロック通過の可能性が十分に残されている。
このBブロックにノミネートされている選手を見ると、
誰が決勝トーナメントに進出してもおかしくはないだけに、
予想という点では前半戦を終えてもかなり難しい状況である。
ここまでの戦いを見る限りはバレットクラブ入りし、
外道のサポートを受けているクラーク・コナーズの戦いぶりが良いのではと思うが、
コナーズは今後多くの強豪メンバーとの対戦を残しているだけに、
一筋縄でなかなか勝ち上がることは難しいだろう。
そう考えると序盤の3戦、金丸、BUSHI、ワト戦を2勝1敗で終えた
デスペラードが有利ともいえるが、デスペラードといえども、
油断していては今後のどこで足をすくわれるかはわからない。
はたしてこの混迷のBブロックを勝ち抜くのは誰になるのか、
最後まで目が離せない展開が続くことは間違いないだろう。
そんな激戦が続くBOSJ30は本日の秋田大会より戦いが再スタートだ。
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