昨日新日本プロレスより衝撃的なニュースが発表された。
それはなんと5.13AEW DYNAMITEにて、
モクスリーvs永田裕志のUSヘビー級タイトルマッチが行われるというものである。
ついにAEWマットで新日本プロレスのベルトが
懸けられたタイトルマッチが行われる。
この出来事はきっと今後の展開に大きな影響を与えるのではないだろうか。
まずはここまで2度US王座を戴冠し、長期間ベルトを保持しているモクスリーだが、
昨年までは日本国内での新日本マットでしか防衛戦は行われなかった。
しかしその風向きが変わったのはKENTAがUS王座の挑戦権利証を保持してからだ。
まずモクスリーが新日本の配信番組NJPW STRONGに乱入という形で登場し、
その後KENTAがAEW DYNAMITEに参戦した。
最終的にモクスリーvsKENTAのUS王座戦はNJPW STRONGで実現したわけだが、
この時点で新日本プロレスとAEW、そしてモクスリーとの関係や契約が
大きく前進していたということだろう。
その後しばらくは両者の間で大きな動きはなく、交流は沈静化していたが、
今回ついに上記のタイトルマッチが実現することとなった。
この動きは今後両団体がさらに交流を深めるということにつながるのだろうか。
またAEWは現在インパクトレスリングとも提携関係にあるが、
新日本プロレスはそのインパクトともつながっている。
先日現インパクトタッグ王者のフィンジュースが、
アンダーソン、ギャローズのグッドブラザーズを倒し防衛に成功している。
↓
またその他にも7月に行われるインパクトのビッグマッチの動画に、
オカダカズチカ、内藤哲也が一瞬であるが写っている。
↓
IMPACT Wrestling returns to PPV in July with #Slammiversary - where our world changes again! pic.twitter.com/uGTbwncJHB
— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) 2021年4月26日
これを額面通りの取るならば、7月には彼らのインパクトマット登場
ということがあるのかもしれない。
これらのさまざまな動きから想像すると、新日本プロレス、AEW、
そしてインパクトレスリングは今後間違いなく日米を股にかけて、
共闘していくということだろう。
選手の交流は少しづつ段階を踏んでいくということになるかと思うが、
最終的には各団体のトップ選手同士の対決が見られるのかもしれない。
そうなればおのずと各団体のタイトル争いにも影響することになるだろう。
オカダや内藤哲也、そしてジェイなどが他団体のベルトを戴冠している
というようなことが起こるかもしれない。
それは逆もしかりでケニーやアンダーソン達が新日本のベルトを
再び手にすることもあるかもしれないということだ。
しかしこれらの積極的な交流はファンから見れば喜ばしいことだ。
もう見ることが出来ないのでは?と思っていた対戦がまた現実のものに
なるかもしれないからである。
さあ、今回のUS王座を号砲とし、新日本・AEW&インパクトの間で
より積極的な交流は行われるのか。
今後の各団体の動きにも大いに注目していきたいと思う。