昨日、アメリカ・シカゴで行われた新日本プロレス”Windy City Riot"。
今大会では多くの白熱した戦いが行われたが、最大のサプライズと言えるのは、
やはり内藤哲也が王座から陥落し、
ジョン・モクスリーが初のIWGP世界ヘビー級王座を戴冠したことだろう。
これによりモクスリーはWWE、AEW、新日本プロレスで世界王座を獲得したことになり、
史上初のグローバル・グランドスラムを達成した。
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ジョン・モクスリーが内藤哲也を破り、IWGP世界ヘビー級チャンピオンに!
— AEW ジャパン (@AEW_jp) 2024年4月13日
この勝利により、モクスリーは5度目の世界チャンピオンとなりました。#AEW #NJPW@JonMoxley | @njpw1972 | @s_d_naito pic.twitter.com/s1pF6RsvfC
これは所属したどの団体でもトップに君臨した証とも言えるが、
新日本プロレスからすれば、約15年ぶりに王座が流出するという事態になった。
つまり近年の新日本プロレスでは起こり得なかった事態が発生したこととなり、
それは見方によれば、新たな展開へと舵を切ったとも言えるだろう。
では今後IWGP世界ヘビー級王座がどのような展開へと進んでいくかということだが、
まずは試合後に成田蓮が登場したことで、二人がどんたくシリーズで対決することは
決定的といえるだろう。
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その後は海野翔太との師弟対決という流れが出来上がりつつあるが、
それは前回の辻陽太に続き、
新世代の面々が挑戦していくということかもしれない。
もちろんその展開も大いに想像されるところであるが、
別の展開を考えると、今回HOTの成田蓮が登場したということを見れば、
その先にはHOTのリーダーであるEVILという存在も無視できないだろう。
この展開がもし実現すれば、それは普段はヒールのトップとして、
大ブーイングを浴びている立場のEVILが新日本プロレスを代表して、
ベルトを取り返すという役目を担うということになる。
その時、ファンがどのようなリアクションを取るかは注目されるところだが、
はたしてこのような展開が起きることはあるのだろうか。
至宝の王座が15年ぶりに他団体へと流出するという事態が発生した新日本プロレス。
このピンチから団体を救うのは誰になるのか?
引き続き注目しておく必要があるだろう。