昨日行われた新日本プロレス東京武道館大会。
今大会では内藤哲也&BUSHIの凱旋試合と銘打たれた、
LIJ同士による6人タッグマッチが行われたが、
そこで初めて師弟と呼ばれる内藤哲也と高橋ヒロムが対角線に向き合った。
多くのファンの方はご存知のことかと思うが、
彼らの対決は4年前の旗揚げ記念日大会で王者同士としての
シングルマッチが決定していたが、コロナ禍の影響で流れてしまった。
その後この二人の対決はタイミングが合わず実現することはなく、
時間が経過したが、それがこのカードの価値を上げたことも事実だろう。
それだけに今回の初対決後の動きに注目が集まったが、
バックステージで高橋ヒロムが動き、内藤哲也にNEVER王者としての
シングルマッチを要求した。
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内藤さん、俺とシングルマッチ闘ってくれ。改めて俺には、NEVERのベルトが必要だと思いました。
内藤さんがIWGP世界ヘビー級王者なのであれば、俺はNEVERのシングル王者として、アナタの前に立ちたい。
4年前、そして12年前の約束、いやアナタとの誓いを果たしたいんだ
ヒロムの言う12年前の約束、それはおそらくこのことを指すのではないだろうか。
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帰ってくるときには、俺が新日本の主役になってるから。帰ってきたらシングルマッチやろうぜ
この宣言通り内藤哲也は新日本プロレスの主役となり、
また高橋ヒロム自身も新日ジュニア、いやジュニアのカテゴリーの顔というべき
存在となり、落ちこぼれの練習生から大きな成長を遂げた。
そんな二人がとうとうシングルで向き合う機運が再び盛り上がってきたが、
ポイントはヒロムがジュニア王者ではなく、NEVER王者として向き合いたいという
ところだろう。
これはこのNEVERのベルトの実質の設立者が内藤哲也であるのが
理由であると思うが、これもまたその経緯を知ればエモーショナルな展開と言えるだろう。
そしてこれはあくまで推測となるが、この運命の師弟対決は実現することになるはずだ。
となれば注目はどこで行われるかということだが、G1後のどこかで実現することに
なるだろう。
この二人のシングルということになれば、それはまさにドーム級のカードと言えるが、
はたしてあの大舞台での対戦が実現するのか。
期待しかない今後の展開を引き続き追いかけていきたいと思う。