(NJPW公式)
1ヶ月に渡るG1CLIMAX34を終え、9月よりディストラクションシリーズが始まる
新日本プロレス。
そのシリーズではG1開催時に動き出した展開の決着となる
多くのタイトルマッチが行われる。
順を追っていくと、まず9.8後楽園ホール大会では、
王者ジェフ・コブにG1準優勝者の辻陽太が挑戦する
NJPWWORLD認定TV王座戦が行われる。
両者の対戦はG1でも行われたが、その際は辻陽太が勝利した。
コブにとってはそのリベンジマッチとなるが、もしここで辻陽太が勝利すれば、
シングルのタイトルの初戴冠となる。
NJC優勝、そしてG1準優勝と実績は積んできただけに、
新世代の先頭を走る男としてそろそろタイトルを獲得しておきたいところだろう。
そして翌9.9では同じ後楽園ホールで王者HENAEに高橋ヒロムが挑戦する
NEVER無差別級のタイトルマッチが行われる。
これまでジュニア王座は何度も獲得してきたヒロムであるが、
ここである目的のためにNEVERに照準を合わせてきた。
その目的とは師匠内藤哲也との運命のシングルマッチの実現のためである。
7.5東京武道館大会で6人タッグではあるが、初めて二人は対角線に立ち
一進一退の攻防を繰り広げたが、その試合後のバックステージでヒロムは
内藤哲也に対しこのような言葉を投げかけた。
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俺とシングルマッチ闘ってくれ。改めて俺には、NEVERのベルトが必要だと思いました。内藤さんがIWGP世界ヘビー級王者なのであれば、俺はNEVERのシングル王者として、アナタの前に立ちたい
(引用:NJPW公式)
これを見ても分かる通りヒロムはNEVER王者として内藤哲也と王者対決を
行いたいと言っているが、そもそもNEVERのタイトルは内藤哲也が作ったと言って
いいタイトルである。
そのような経緯もあり今回ヒロムはこのタイトルに照準を絞ったかと思うが、
運命のシングルマッチ実現に駒を進めるためにも負けられない一戦である。
くしくもこの後楽園ホールの2つのタイトルマッチはLIJとUEの構図となっているが、
はたしてどちらのユニットに軍配は上がるだろうか。