ひーじゃープロレスブログ

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新日本プロレスワールド 金丸義信VS高橋ヒロムを見て思ったこと ~新日本ジュニアの現在地とこれから~

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www.njpw.co.jp

 

先日、新日本プロレスワールドで高橋ヒロム対金丸義信の試合が、

そしてスマホサイトでは金丸義信の一問一答がアップされた。

皆さんはすでにご覧になっただろうか。

 

 

これを見てまず思ったことは、もし通常通り大会が行われていたならば、

ヒロムが持つジュニアヘビーの次期挑戦者は金丸義信だったのでは?ということだ。

 

 

金丸義信はご存知の方も多いだろうが、

ノア時代にジュニアで一時代を築いた選手である。

つまりその実力に疑う余地はないということだ。

 

 

また新日本に移籍してからも、

その試合の上手さや通好みの試合運びなどで、多くのファンを唸らせている。

よってヒロムとのタイトルマッチが決まっても、ファンは異論はないだろう。

 

 

また金丸義信の一問一答を見ていただければわかるが、

現チャンピオンのヒロムを高く評価している。

これは少々意外に思った方も多いのではないだろうか。

 

 

その高評価にヒロムも早速ツイッターで反応した。

金丸義信に高評価されたことが嬉しかったことが伺える。

これは金丸義信がファンだけでなく選手からも一目置かれているということだろう。

 

(ヒロムのツイッターはコチラ)

 

その一問一答の中で金丸義信が話していたことで、印象に残っている言葉がある。

それは『プロレスってタイミングと緩急だから』という言葉だ。

これはまさに金丸義信のプロレス観を体現している言葉と言えるだろう。

 

 

シングルでもタッグでも上記の言葉通り、タイミングと緩急を測り

試合をコントロールしているのは金丸義信であると感じているファンは多いはずだ。

表題にあるヒロムとのシングルマッチでもそのように感じた。

 

 

図らずしもここまで金丸義信の素晴らしさを語ることとなったが、

もっと新日本ジュニアでも注目されていいレスラーではないだろうか。

 

 


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さてここからは少し話を変えて、新日本ジュニアについて書いていこうと思う。

 

まず現状であるが昨年新日本ジュニアを牽引した二人、

鷹木信悟とウィル・オスプレイがヘビー級へ転向した今、

ヒロムが頭一つ、二つ抜きんでている状態であるとファンは感じているだろう。

 

 

つまりジュニアのタイトル戴冠した後、防衛を重ねているわけではないが、

ファンはヒロムに絶対王者のイメージを持っているということである。

 

 

絶対王者に挑むという展開も悪くはないが、新日ジュニアと言えば実力が拮抗し、

群雄割拠であるからこそ面白いと思っているファンも多いと思う。

私もその一人である。

 

 

よってこれからの新日ジュニアに必要なことは、

ヒロムを脅かすライバルということになる。

 

 

ライバルになりえる存在と言えば、上記に書いた金丸義信もそうだが、

鈴木軍にはエル・デスペラードもいる。

 

 

ヒロムとデスぺは新弟子時代から因縁浅からぬ仲であるので、

10年越しのライバルストーリーということもありドラマ性もある。

またデスぺが実力者であることも、ファンはよく知っていると思う。

 

 

ここから考えると、次にタイトルマッチでヒロムの前に立つのは、

鈴木軍の二人がふさわしいのかもしれない。

 

 

またヒロムより下の世代で考えると、SHO、YOHの二人が挙げられるだろう。

彼ら二人はともにヒロムと野毛道場で切磋琢磨した同志である。

 

 

正直なところ、現状ではヒロムの前に立つには格落ち感が否めないが、

未来を考えると、彼ら二人がヒロムの前に立つことが理想である。

 

 

現在はタッグを組んでいる二人であるが、それに安住することなく、

早くシングル戦線に本格参戦するべきではないかと個人的には強く感じる。

 

 

現在のスケジュールでは5月12日から、スーパージュニア(以下BOSJ)が

開幕の予定であるが、おそらく延期や中止、もしくは無観客試合などの

イレギュラーな変更が行われる可能性が高い。

 

 

つまりBOSJが行われるとしても、

会場での声援という後押しがないことが想定される。

 

 

そのようなことが予想される時だからこそ新日ジュニアの選手たちはパワーを結集し、

その底力を見せてほしいと思う次第である。

世界最高峰と言われる新日本ジュニアの誇りにかけて。。

 

 


百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者 [ ハロルド・ジョージ・メイ ]

 

では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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