(出典:新日本プロレス公式)
目次
辻陽太と上村優也。
海野翔太と成田蓮が海外修行中の今、たった二人のヤングライオンである。
そんな二人へのインタビューが先日スマホサイトで公開された。
今二人が想うこととは何か。
当記事ではそのあたりについて書いていこうと思う。
二人の気に食わないこと
この部分は共通していた。
それはアレックス・コブリンがNJCに出場していたことである。
ヤングライオン杯に優勝したカール・フレドリックスは納得できるが、
日本にもあまり来ていないコブリンがなぜ出場できるのかということである。
これはつまるところ野毛道場で奮闘している自分たちより、
LA道場生が優遇されているのではないかというジェラシーである。
プロレスラーとして、このようなジェラシーは非常に重要である。
コイツだけには負けたくない。そういう思いが人を成長させ、強くさせるからだ。
そんな気に食わない思いはやはり直接戦って、決着をつけるべきだろう。
野毛道場対LA道場の対抗戦を行い、この思いを爆発させて欲しいものである。
二人の戦いたい相手
二人には今戦いたい相手がいる。
まずは上村優也だがそれはもちろんプロレス王、鈴木みのるである。
2.20後楽園でプロレス王にケンカを売ったことは、
皆さんの記憶にも新しいところだろう。
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みのるにケンカを売った上村だが、実は憧れているところもあるようだ。
上村の戦い方を見ればわかるが、彼はみのるのようなオールドスタイルが好きである。
上村にしてみれば、みのるはそんなオールドスタイルを極めた選手に見えているだろう。
難しいとは思うが、本当は反則なしの真っ向勝負でシングルを戦いたいようだ。
そもそも試合を受けるのかもわからないが、みのるがどう対応するのか注目である。
もう一人は同郷の先輩であるSHOだ。
これはタッグを組むのではなく、故郷の愛媛で戦いたいということである。
SHOと上村の戦い。
想像すると激しい、いい試合になりそうだ。
ぜひ実現して欲しいと思う。
そして辻陽太であるが、彼は二人の名前を挙げている。
それは真壁刀義と鷹木信悟である。
いかにもパワーファイターを目指している辻らしいチョイスである。
特に鷹木信悟を選んだことは意外に感じたが、
理由は刺激的な戦いをしているからということだ。
そしてそれを自分も実感したいという事である。
生え抜きではない信悟が、ヤングライオンの闘いたい相手に選ばれるという事自体、
それが鷹木信悟のスゴさであるとも感じた次第である。
辻陽太対鷹木信悟。これも是非実現してあげてほしいと思った。
二人の2020年の目標
そして最後は二人の2020年の目標である。これは並べて書いてみようと思う。
上村優也:BOSJに出て結果を出し、チャンピオンのヒロムに挑戦する。
辻陽太:棚橋弘至、もしくはヘナーレとのタッグでWTLに出場する。
まずは上村の目標だが、BOSJの出場は選手の数や昨今の状況を見ても大丈夫だろう。
しかしその先の『結果を出す』『タイトルに挑戦する』というのは高い目標である。
しかし目標というのは高い方がいいと個人的には思っている。
そして彼には何かやってくれそうな期待が持てるとも感じている。
もちろん難しい話であるが、リーグ戦でヒロムと好勝負が出来れば、
チャンピオンからの逆指名もあったりするかもしれない。
そして辻の目標であるWTL出場。
WTL自体おそらく例年のスケジュールと違う日程になると思われる。
そうなるとドームのカードが絡まないので、逆に狭き門となるかもしれない。
これはこれからの辻の頑張り、そしてファンの後押しが必要となるはずだ。
全くの同期である上村から少し遅れていると感じているファンもいるだろう。
そんな目を覆す辻の逆襲に期待したいところだ
二人しかいないということを逆に利用し、
彼らがどんどん活躍の場を広げることが出来れば、
これからの新日本の未来も明るくなるはずである。
今回はインタビュー前編について書いてみた。
後半に関しては、また以降どこかで。
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では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。