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2020年のスケジュールが発表!
先日最終戦を終えたニュービギニングシリーズ。
その大会中に続々と2020年夏の概要が発表された。
今年はご存知の通り、東京オリンピックの影響で例年のタイムスケジュールとは、
異なるスケジュールでシリーズが行われることとなるだろう。
これまでは5月のどんたくシリーズまでと秋のG1開催が発表されていたが、
今回は注目されていたオリンピック期間中の大会概要が一部発表されたということだ。
さて話は変わるがメイ社長は、10年先、20年先も繁栄している企業にするということが
自らの使命であるとインタビューなどで語っていた。
そのためには変化も恐れず、トライ&エラーとチャレンジを繰り返していくとも。
オリンピックという外的要因も関わっているが、
今回の発表や秋のG1への移行などは、そのトライ&エラーの一環ということであろう。
そのような視点も含め、当記事ではこれらのことについて書いてみようと思う。
G1開幕戦は大阪府立体育館2連戦!
今年のG1は大阪府立体育館2連戦で開幕し、9月27日には神戸ワールド、
そして10月10日にはもう一度大阪府立体育館で開催される。
つまり4大会が関西圏で実施されるということになる。
シリーズ全戦の大会数が不明瞭ではあるが、かなりの割合を占めることになるはずだ。
新日本プロレスとしても、重要な地域と考えているということであろう。
関西在住である自身としても、これは大変嬉しい話である。
また先日終了した大阪城大会も超満員札止めとなったことは、
良い意味で少し驚いた次第だ。
この結果これからはドミニオンも含め、
年に2回の大阪城ホールが定番になるかもしれないと感じた。
となると次に期待するのは大阪ドーム(京セラドーム)での開催である。
内藤哲也が掲げていたドームツアーの一環として行うとなることを願っておこう。
プロレスの殿堂MSGへの再上陸が決定!
続いての話題は、昨年に引き続きプロレスの殿堂MSGでの興行が決定したことである。
詳細はまだ未発表ではあるが、今回は新日本プロレスの単独興行のようだ。
(昨年はROHとの合同興行)
真偽は定かではないが、ニュースなどを見てみるとMSGはWWEの圧力などもあり、
非常に開催が難しいとのことだ。
そんな中新日本プロレスは2年連続で開催の運びとなった。
しかもMSG側からのオファーという記事も見かけたので、
期待値は相当高いということであろう。
夏の間、首都圏の会場が使用できないということを逆手にとり、
アメリカで一番と言われる会場で興行を行うとは予想だにしていなかった。
これもメイ社長の言うチャレンジの一環ということであろう。
このようなニュースなどを見ていると、
海外戦略という部分も順調に進んでいると言えるのではないだろうか。
7年ぶりの北海道ツアー決定!
これは少し前の札幌大会にて発表されたニュースであるが、
7年ぶりに夏の北海道シリーズシリーズが開催されるとのことだ。
7年前のシリーズを調べてみると、キズナロードとして全4戦が行われていた。
そのうち3戦は同会場であったので、シリーズで各地を回るという意味では、
さらに前のこととなるだろう。
今回開催される多くの会場で、○○年ぶりの開催!という言葉がついている。
これは長い時を経て新日本プロレスが勢いを取り戻したという証しであろう。
全7戦(ラストは札幌2連戦!)というスケジュールを見てみても、
おそらく何らかのシリーズとして開催されるのではないかと思う。
有力視されるのはWTL(ワールドタッグリーグ)ということになるだろう。
こちらも続報を期待して待ちたいと思う。
金曜夜8時にプロレスが帰ってくる!
そして最後は新日本プロレスが金曜8時に帰ってくるという話題だ。
まさに黄金時代の象徴である時間帯に、BSではあるが4月より
『ワールドプロレスリターンズ』が1時間枠で放送される。
これはプロレス人気の高まりが世間的にも伝わり
その結果がテレビ朝日経営陣を動かしたということか。
理由は何にせよ、今回のニュースは地上波の深夜枠からの脱出に向けても
良い兆候である出来事と言えるだろう。
そしてこれに関しては新日本プロレスのレスラーたちも多くの反応を起こしている。
棚橋弘至
家族みんなでご飯を食べながらぜひプロレスを楽しんでください!僕が小学生のころかな…。あばあちゃんと一緒にテレビで見て、楽しかった記憶があるので。そのね、いい時間帯、金曜8時!ご家族で楽しんで見てください!
真壁刀義
金曜夜8時に帰ってくるんだぜ!(小学校のころ)『ワープロ』を見て次の日学校行くじゃん?男子も女子もプロレスの話で盛り上がるわけ。それがすげーのよ!その熱さをもう1回お届けしませんかって話なんだよ!新日本プロレスのものすごい闘い見逃すんじゃねーぞ!言いたいことはそれだけだ!
高橋ヒロム
マジでうれしいです!金曜夜8時ゴールデンタイムっていうのは俺の夢だったんで。プロレスラーになりたいって思ったきっかけがテレビ。テレビで見てもらって、会場で見てもらう、それが1番! 俺たちの試合を見たらプロレス好きになるに決まってるじゃないですか。1回でも見てくれたらとりこになりますから。金曜夜8時、いいじゃないですか!
やはりレスラーたち自身も興奮を隠せないようである。
そして今回のこのニュースはレスラー達のプロモーション活動の
大きな成果の一つであると思う。
積極的に外向き(対世間)に向けてアピールした、棚橋、オカダ、真壁。
そして内向き(会場のお客様など)に働きかけた内藤哲也など、
新日本に関わるレスラーの総力の結晶というわけだ。
この決定を見ると次なる期待はあれしかないということになる。
そしてその答えはトランキーロであってほしくはない。
次なるテレ朝の英断を期待しようではないか。
今回は各ニュースのことを、自分なりの視点で考えてみた次第だ。
皆様も一つのニュースから色々なことを想像してみてはいかがだろうか?
かなり楽しいことであると個人的には思っている。
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。