(出典:新日本プロレス公式)
世界中に広がっているコロナウイルスによるパンデミック。
一時期は沈静化に向かっていたが、
現在もその波は収まっていないと言えるだろう。
新日本プロレスも有観客での興行は再開されたが、
いまだ多くの外国在住選手の参戦は叶わぬままである。
そんな中先日G1クライマックス30の開催とその会場が発表された。
全19大会と例年と同様の規模で行われるとのことである。
そこから考えると今年もノミネートは2ブロック制の20名ということであろう。
そしてそれとは別件だが、今月よりアメリカでの新配信番組
NJPW STRONGが開始され、現在はその中でNJC USAが行われている。
また先日ジェイ・ホワイトのNJPW STRONGの登場のアナウンスがあった。
これを見るとジェイがアメリカ国内にいるということで間違いないだろう。
上述したNJC USAにはこれまで新日本プロレスに
定期参戦していたレスラーも多く出場している。
KETNTA、ジェフ・コブ、フィンレー、チェーズ、そしてGoDの二人などである。
このレスラー達もまたアメリカに在住しているということだろう。
この番組がいつ収録されたかは定かではないが、
常識的に考えると上記のレスラー達の直近での来日は難しいと言えるかと思う。
その来日が難しいということが、全ての理由ではないと思うが、
この時期にアメリカで配信番組が開始された要因の一つであると思う。
つまり通常通りの日本マット参戦がいつのなるかメドが立たないということで、
アメリカ国内で先に興行を始めることになったということだ。
そう考えるとますますレスラーの来日は難しいのではと思った次第である。
ではここからは外国在住のレスラーが、
約1か月後に迫ったG1にもし参戦できないとすれば、
一体どのような布陣となるか考えてみたいと思う。
以下は先日配信されたG1のポスターであるが、
まずはそちらを確認いただきたい。
↓
(出典:新日本プロレスリング新日企画 Twitterより)
内藤哲也を筆頭に8名の選手が登場しているが、
この選手たちに関しては、いろいろなことを総合しても
出場は当確しているといって間違いないかと思う。
20-8=12。 この計算からもわかる通り20名参加には、
ポスターに掲載されている選手以外に、
残り12名ものレスラー達が必要となってくるということだ。
しかも長丁場のリーグ戦でもあるので、
このトップレスラー達とあまり大きな実力差があってもいけないだろう。
今回の選考のポイントとしては、今年実施されたNJCが参考となるはずだ。
つまりNJCに出場したメンバーが外国在住選手不出場の場合、
複数名参戦することが予想される。
もしそうなればこのG1でも、
今回のNJCで再確認され改めて高い評価を得た、
ヘビー対ジュニアの戦いが見れるかもしれないかもしれないということだ。
(NJC2020トーナメント表)
(出典:新日本プロレス公式)
ではここからは残り12名の候補選手をどんどん挙げていこうと思う。
まず石井智宏、矢野通、タイチ、ザックの4名は昨年の出場実績もあり
当確と言って支障はないだろう。
そしておそらく昨年惜しくも落選となった鈴木みのるも、
今回の場合であれば返り咲く可能性が高いかと思う。
また興行再開後オカダカズチカとの抗争もあり、
その存在が再認識された高橋裕二郎も有力であると言えるだろう。
そして先日、タイトル初戴冠となったYOSHI-HASHIも挙がるだろうか。
ここまでは比較的容易に思い浮かぶが、
さてここからの残り選手の人選は、
どの方向性を選択するかで大きく変化するかと思う。
ヘビー級という部分にこだわるのか、それとも階級にとらわれずに考えるのか。
これによって世代も含め、かなりテイストが異なることは間違いない。
個人的にはヒロムやデスぺラードの参戦を望むところであるが。。
またこれは推測だが、今年のG1の出場選手の発表は
おそらく例年以上にギリギリの発表となるだろう。
それは最後まで外国在住選手の参戦の可能性を待つかと思うからだ。
しかしコロナ禍によりイレギュラーなことしかない今年であれば、
ファンはきっとフルメンバーではなくとも受け入れるはずである。
あとは新日本プロレスからの公式の発表を心待ちにしておこうと思う。
皆さんもぜひご自身の望むG1出場選手を考えて、
発表までの期間を楽しんでいただければ幸いである。
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