二冠王者 内藤哲也の伝説が始まる
先日、新日本プロレスより冬のビッグマッチ、
2.9大阪城ホール大会のカードが発表された。
これを見たときの感想は一言で言うと、『豪華』である。
新日本プロレスとしても、府立体育館から大阪城ホールへと会場を拡大したこともあり
相当力を入れているということであろう。
理由はどうあれ、素晴らしいカードが見れることは大歓迎だ。
またこれは残念と言っていいのかはわからないが、
主力どころで参戦しない選手も多々発生している。
ロスインゴのEVIL、鷹木、BUSHI、ケイオスの石井、後藤などが出場しない。
これだけの選手が出場しなくても、ビッグマッチのカードが組める新日本プロレス。
まさに恐るべしである。
2020年はよりレスラーの生存競争が激しくなるのではないだろうか。
ではここからは各カードのことを書いていこうと思う。
二冠王座 ダブルタイトルマッチ決定
(出典:新日本プロレス公式)
内藤哲也の思いとは別に、あっという間にダブルタイトルマッチが決定した。
これに対し内藤哲也は、何も考えていない、悪しき前例などと会社に毒づいていたが。
しかしこの二人の試合は、これから行われる(行われている)
リング内外の前哨戦も含め、非常に楽しみである。
この戦いのキーワードは『言葉』であろうか。
両者とも、圧倒的に弁が立つことは皆様も良くご存知のことだろう。
つまりリング上の直接的な戦いだけではなく、リング外でも心理戦が楽しめるということだ。
現在のマット界では、自発的な発信に代表される
自己プロデュース力が問われる時代である。
そして新日本の中でもその力が高い二人が絡み合うわけだ。
その展開が面白くないわけがないだろう。
賛否両論渦巻く前哨戦をまるごと楽しむしかないということだ。
相思相愛の二人の戦争
(出典:新日本プロレス公式)
セミファイナルはMOX対みのるのUSヘビー級タイトルマッチだ。
WK14でのランス戦とは趣が違うが、かなり刺激的な戦いである。
モクスリーは新日本プロレスへの参戦当初から
「俺がニュージャパンをディープに好きになったきっかけの試合が、
2012年のタナハシとスズキの試合」「俺はあの試合を“何百回”と観てるんだ」と公言。
「スズキと闘うことで自分の可能性を試してみたいんだ。なにが起こるか見てみたい」
と鈴木との対戦を“熱望”していた経緯がある。
(引用:新日本プロレス公式)
上記はモクスリ―が語っていた言葉である。
つまり新日本プロレスを好きになったきっかけを作ったレスラーとの対戦というわけだ
たとえて言うと、棚橋弘至が武藤敬司と、
内藤哲也が棚橋弘至と戦うというようなことである。
またみのるも以前よりモクスリ―と戦いたいということを公言していた。
この二人はつまり相思相愛というわけだ。
しかし戦いとなれば、それは全く別の話で二人とも戦争だ!ということを言っている。
どんな展開かは予測はつかないが、ファンを楽しませてくれることは間違いない。
世界のスーパースターとプロレス王の遭遇から目を離してはいけないということだ。
今回はメインとセミについて書いてみた。
この他にもジュニアのタイトル戦、
そしてスペシャルシングルマッチなど注目カードが目白押しである。
次回はそのあたりのことを中心に書いていこうと思う。
今日からはファンタスティカマニアでルチャの世界を楽しむ時だ!
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。