設立50周年を記念し復活した新春黄金シリーズ。
途中大会の中止などはあったが、残るビッグマッチは
2.19、20の札幌大会2連戦となった。
そこで今回の記事ではこの新春黄金シリーズの
ここまでを振り返ってみようと思う。
今シリーズはここまでビッグマッチとしては2.11仙台大会、
そして2.13大阪大会が行われたが、まずは2.11のメインで行われた
IWGPジュニアヘビー級タイトルマッチを振り返ってみよう。
このカードの注目点は初のシングルタイトル挑戦となる
マスター・ワトがどのような戦いを見せるかということであったかと思う。
ここまでのワトに対する個人的な印象としては、
新日ジュニアの中でも高い身体能力を持ちながら、
それを上手く使いこなせず、凱旋帰国後は今一つ突き抜けきれない印象であった。
しかしこの試合ではいかんなく自身の能力を発揮し、
王者をあと一歩まで追い詰めた。
経験に勝るものなし、という格言があるが、
ワトも今回の初挑戦を経て新日ジュニア内におけるステージが
一歩上がったと言っていいかと思う。
またあとはリング上以外の部分をさらに磨けば、
よりポジションも上がっていくことだろう。
自己プロデュース力やプロレス頭を磨く。
今後ワトにとって必要なことはこのようなことではないだろうか。
そして2.13大阪大会で個人的にもっとも心に残った試合は、
セミで行われたEVILと石井のNEVER無差別級選手権である。
以前の記事にも書いたがこの試合でEVILはこれまでにない戦いを見せ、
SNSなどでも大きな反響があった。
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最終盤で行われた石井との真っ向勝負で見せた姿は、
まさに実力者として評価が高かったあの頃のEVILであったと言えるだろう。
シングルではこれまでと違う戦いを見せたEVILだが、
まだ札幌2連戦でCHAOSとのタッグと6人タッグのタイトルマッチが残っている。
NEVERとIWGPの3冠王になると宣言しているEVILが、
そこでもこれまでと違うファイトを見せるのか?
もしくはこれまで通りの無法ファイトを貫くのか?
はたして闇の王はいったいどちらを選択するのだろうか。
また最終戦のメインで組まれているIWGP世界ヘビー級王座の前哨戦も
今シリーズを通じ戦いは続いているが、結果としては挑戦者である
内藤哲也率いるLIJが全勝となっている。
コメントで内藤哲也が語っているように、前哨戦で勝っていると
本番では。。というのがプロレス界ではよくある話だが、
内藤哲也はこのジンクスを崩し本番でも勝利できるのだろうか。
またもし内藤哲也が勝利すれば、
彼が望むあの男との夢の対決が実現する可能性もある。
それが旗揚げ記念日大会で実現すれば、新日本の巻き返しという意味でも
大きな意味を持つことになりそうだ。
2023年1.4東京ドームのメインに向け、
逆転の内藤哲也が始動することになるのか?
要注目の一戦になることは間違いないだろう。
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