ビッグサプライズ!
さて、このニュースを聞いた時、皆様はどのように感じただろうか?
おそらく当ブログをご覧いただいている皆様は新日本ファンの方が多いかと思うが、
肯定派、否定派、中立派という風に別れるだろうと思う。
共通する部分としては、『もう参戦するのか』という思いだろうか。
いつかこうなることは理解していた方が大多数であると思うが、
今年のドームはさすがに様子見するだろうと思っていた方がほとんどであっただろう。
買収から今回の参戦決定まで、まさに電光石火の早業である。
木谷オーナー、メイ社長の判断の速さには恐れ入った。
スターダムを大きくすること、つまりビジネスを拡大するためには、
このスピード感が必要ということだろう。
まずはやってみる、ということだ。
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是か非か
SNSを見てみると当然のように賛否両論が渦巻いている。
そしてどちらかというとSNS上では否定的な意見が多いようだ。
これに関しては個人的には、
いずれ行うなら早いうちにした方がいいだろうと思っている。
反応が良ければ継続し、頻度を上げることが出来るだろうし、
もしそうでなければ、対策を考えればいいわけである。
何ごともやってみなければ結果はわからないということだ。
さて新体制の記者会見で、
木谷オーナーは2年で売上を今の3倍の6億にすると発言した。
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売上は基本的に客数×客単価で構成されていることは皆様もご存知であると思う。
つまり売上を3倍にするには、客数を増やすか、単価を上げるかという二択となる。
(ビジネス的には両方が上がることが望ましいが。)
プロレス業界に於いては、多少の差はあれどチケット料金や
グッズ料金などはどの団体でも大差がないと言えるだろう。
そうであるなら客数=観客動員数を増やすしかないということは自明の理だ。
そのために木谷オーナーが目を付けたところは『露出』である。
当たり前だが、知らないところにお金を落とすことはほぼゼロに近い。
つまりビジネスで一番重要なことは認知してもらうということだ。
そこで様々なことを仕掛けるわけだが、皆様も気づかれているだろうか?
新日本の選手(元選手)とスターダムの選手が間接的に接触しているニュースを
ここ最近よく見かけたはずだ。
ミラノのコーチ就任、井上亘の必殺技伝授、小島聡のコーチなど、
買収前にはなかったニュースが多数発信されている。
ファン数とすれば、新日本>スターダムであるわけなので、
新日ファンがこれまで知ることの無かった、
スターダムのニュースを知ることになるということだ。
すぐに興味を持たないとしても、存在は確実に知ることとなる。
あとは数を繰り返せば、元来プロレスファンなのだから自然に興味は持つ可能性が高い
この戦略の一つのゴールとして、今回のドーム参戦があるのだろう。
これも会見で言っていることだが、
認知が広がれば多くのお客様に来てもらうためには、
興行数の増加と興行規模の拡大が必要とである。
簡単にいうと、今より大会数を増やし、会場の規模を大きくするということだ。
今発表しているビッグマッチは、4月の大田区体育館大会となっているが、
ゆくゆくは新日本同様とはいかないが、それに近い規模の会場でと考えているだろう。
そして目指すところは新日本同様、1強という地位を確立するということだろうか。
業界的にみればいいことかどうかはわからないが。
しかし1強となれば、勝者総取りの法則の通り、ヒトもおカネも集まってくるはずだ。
今の新日本は木谷オーナーのとっては、未来のスターダムということかもしれない。
最後に
当記事をを書いている時点でも、中心選手の引退が複数出ているようだ。
該当選手のことを深く知っているわけではないので、詳細は割愛する。
これに関しては組織再編時に良く発生する副産物ということだろうか。
組織再編には離脱者はつきものではあるが・・。
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
スターダム出場のWK14まであと1週間!