(東スポWeb)
新日本プロレスジュニアの顔である高橋ヒロム。
2023年は1年間を通しタイトルを守り、かつ他団体の選手たちとも対決し、
内藤哲也とプロレス大賞MVPを争うほどの活躍を見せた。
そのようなこともあり今年も同様の活躍が期待されていたが、
年初の東京ドーム大会で王座から陥落し、その後敗戦を重ねるなど、
いわば低空飛行が続いている。
そんなヒロムが今回東スポでのインタビューを受けたので、
今回はそれについて進めていきたいと思う。
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【新日本】高橋ヒロムが〝冬眠生活〟から目覚め予告 昨年MVP候補も続く低空飛行「長らくお待たせしました」 | 東スポWEB
この記事によるとヒロムは現状と今後についてこのように語っている。
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でも、自分はまだ今のところMVPじゃないかなと思ってるんですよ。逆パターンというか。逆転の高橋ヒロムですよ。逆にここから一気に来るんじゃない?と。嵐の前の静けさですよ
さすがのスーパーポジティブさで、これからの逆転劇を誓っているが、
直近の戦績を見れば説得力がないことも事実である。
そんなヒロムはまもなく開幕する次期シリーズの23日後楽園ホール大会で、
デビッド・フィンレーとシングルマッチを行い、
その後29日の鹿児島大会ではBUSHIとともにジュニアタッグ王座に挑戦する。
逆転劇を開始するには絶好の機会であるが、それに対しヒロムはこのような
コメントを残している。
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フィンレー戦から結果を残していかないとなと。オイシイ相手ではありますね。ここで勝ってしまえば、一気に自分の勢いというか、MVPへの道も開かれますし。もういっか、本気出そう、長らくお待たせしましたって感じです。このままMVPを取っても『何かよからぬ力が働いたよ』って思われてしまうので
まだ一回も取れてないですし、最後のチャンスは大胸筋のケガで流れてしまっているんですよ。なので今度こそ取りたいなと
試合で夢中になってしまうと、我が出過ぎて周りが見えなくなってしまう傾向があって。シングルではそれでよくてもタッグではダメなので、今回は(バレットクラブ)ウォー・ドッグスが相手といえども、心を穏やかにしようかなと。〝仏のヒロム〟になった方がチャンスが出るんじゃないかと
たしかにヘビー級のトップ選手の一角であるフィンレーを倒し、
かつ初のタッグ王者となれば、MVPに向け良い景気づけとなることは間違いないだろう。
はたして新日本ジュニアのカリスマと呼ばれる男の逆襲はここから始まるのか?
引き続き注目しておきたいと思う。