先日多くのサプライズがあった両国大会を終えたばかりの新日本プロレスだが、
海の向こうでもこれまででは考えられないサプライズが起こった。
それはバレットクラブ所属の現NEVER無差別級王者
カール・アンダーソンが盟友のドグ・ギャローズとともに
WWEのRAWに登場したのだ。
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これはWWEがビンス・マクマホンからHHHに政権が変化したからこそ
起こった出来事であると言えるだろう。
またこのグッドブラザーズのWWE登場をバレットクラブのリーダー、
ジェイ・ホワイトは先日のWK17の記者会見でこのように語っている。
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まずはじめに、ギャローズとアンダーソンが歴史を作りました。大変、ビッグモーメントです。バレットクラブのリーダーとして、私が数年前に思い描いていたようなユニットの拡大、それが現実になっています
このジェイの発言をそのままの意味で取るならば、
今回の二人の行動は新日本プロレス離脱を意味しているのではなく、
ジェイ自身も容認した上での行動ということだろう。
またその関連のツイートを新日本プロレスワールドが
リツイートしていることを考えれば、
新日本プロレスも理解したうえでの行動ということになる。
これらの事実から考えると、もしかすると新日本プロレスと
WWEは歩み寄りを見せているということかもしれない。
そうなると気になるのは提携状態とされるAEWとの関係である。
AEWとは合同興行を行ったり、番組を新日本プロレスワールドで
配信しているなどかなり濃密な関係と言えるが、
ご存じの通りAEWとWWEはアメリカではライバル関係にあり、
けっして良好な関係とは言えないだろう。
この状況をリアルとみるか、もしくはストーリー上のこととみるかは
今後の展開次第と言えそうだが、はたして今回のグッドブラザーズの
WWE登場の意味とはいったい何だろうか?
そのポイントとしては2023年1.4のWK17が、
先日逝去されたアントニオ猪木の追悼興行として行われることにあるかと思う。
世界中のプロレスに影響を与えたアントニオ猪木を旗印に
このWK17に世界中からレスラーが集結することは大いに考えらることである。
となると参戦は不可能と思われていた現WWEスーパースターの
中邑真輔の新日本プロレス登場の可能性もあるのではないだろうか。
そしてそのほかにAEWの選手たちもかWK17に登場すれば、
まさに夢のオールスターという豪華な興行となりそうだ。
はたして今回のグッドブラザーズの行動の先には何があるのか?
そしてそれを受けてAEWとの関係にも変化が出るのか?
今後思いもよらない展開が起こっても全く不思議ではないだろう。