多くのサプライズが起こった10.10両国大会。
そのサプライズの中の一つがこのNJPW WORLD認定TV王座の設立であった。
このタイトルの初代王座は本日より始まるシリーズより行われ、
決勝戦は1.4東京ドームで行われる。
また大きな特徴としては試合時間が15分1本勝負の設定されていることだろう。
その時間内で決着がつかない場合は、コイントスで決定するとのことなので、
その場合は運にも大きく左右されることになりそうだ。
以下はその初代王者を争うトーナメントだが、
今回このタイトルにノミネートされたのは以下の選手たちだ。
👇
このタイトルの設立時の大張社長からのコメントでは、
若手選手も絡むタイトルであるとの説明もあったが、
今回のトーナメントにはヤングライオンなどの出場はなかった。
この展開を見るとまずは現在実績を残している選手たちで初代王者を決め、
今後その王座に国内外の若手が挑戦するということになるのかもしれない。
他団体との闘いも増えているヤングラインたちが、
このタイトルに挑むことが出来るのか?
今後に注目しておきたいと思う。
今回のトーナメントの出場選手を見渡してみると、
やはり目を引くのは先日の両国で凱旋帰国した成田蓮の名前だろう。
この凱旋帰国試合に納得していない成田蓮は新日本プロレスに対し
不満を爆発させていただけに、
ここで新たな動きを見せる可能性は大いにあるだろう。
しかし初戦の相手はあの石井智宏である。
お互いのファイトスタイルと考えれば、バチバチの好勝負が予想されるが、
はたして成田はこの難敵をクリアできるのか?
この二人の対戦は1回戦最大の注目カードと言っていいだろう。
実力を考えれば誰が優勝してもおかしくはないが、
新しいタイトルということを考えれば、
これまでにタイトルを未戴冠の選手の方が新しい色が出るのかもしれない。
かつまだキャリアがあまり長くない選手であれば、
このタイトルのコンセプトにも合致することになるだろう。
そう考えると先述した成田蓮やグレート・オーカーン、
そして外国人選手であればデビッド・フィンレー、アーロン・ヘナーレ
あたりがとれば新しい風が吹きそうである。
しかしその他の選手たちも高い実力を持っっているだけに
そううまくは事が運ばないかもしれない。
また一部ではタイトル乱発という否の意見もあるだけに、
今回の主張選手にはその声を吹き飛ばす熱い戦いを見せる必要があるだろう。
はたしてこの新設されたNJPW WORLD認定TV王座は、
誰が初代王座に輝き、その後どのような展開を見せていくのか。
まずは今シリーズで行われる戦いをしっかりと追いかけていきたいと思う。