11.20後楽園ホール大会よりスタートしてワールドタッグリーグ(以下WTL)は
全国各地で予選リーグを行っってきたが、その予選リーグも昨日の宮崎大会で
両ブロックとも終了した。
今年のレギュレーションは各ブロックの1位同士が直接争うのではなく、
各ブロック2チームが進出し、準決勝から決勝トーナメントを行う形である。
よってリーグ戦は最終戦まで多くのチームが可能性を残した状態であったため
より白熱した戦いが行われた。
そんな中で今回準決勝にコマを進めたのは以下の4チームである。
👇
アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド
後藤洋央紀&YOSHI−HASHI
ヒクレオ&エル・ファンタズモ
マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト
この4チームが今後リーグ戦優勝をかけて戦うわけだが、
個人的に期待しているのはBULLET CLUB WARDOGSの二人である。
実は二人は昨年のWTLも参戦しているのだが、当時はLA道場チームでの参戦であった。
そして結果も1勝8敗とかなり苦戦したのだが、あれから1年の時を経て、
BCWDに加入し大きな成長を遂げた形となった。
彼らはここまでストロングのタイトルは獲得したが、
まだIWGPのタッグタイトルには手が届いていないだけに、
ここでぜひとも優勝し、1.4東京ドームでタイトルに挑戦したいところだろう。
また今回のWTLの結果以外のこととしては、やはり12.6唐津大会で起こった
成田蓮の衝撃のヒールターン、HOTへの加入というサプライズが印象的である。
その成田蓮は早速昨日の試合にも乱入し、再び海野翔太を襲撃した。
現時点では残りの大会のカードが判明していないため、
今後彼らがどのような形で抗争するのかは不明瞭だが、
二人が対角線に向き合う構図となることは間違いないだろう。
この次世代同士の抗争にも注目が集まるが、今回のリーグ戦では、
他の同世代の辻陽太や上村優也も準決勝に進むことはできなかった。
つまり現時点では全員が1.4東京ドームに確実に参戦できる状況ではないということである。
4人共その状況は避けたいところだけに、今後の彼らの動向にも注目しておきたいと思う。
そして最後にEVILも清宮海斗に対し不気味な予告をしている。
EVILのコメントを聞く限り、次の標的は清宮海斗に照準を合わせているようだが、
それが事実であれば、今後EVILがNOAHの会場に現れる可能性も大いにありそうだ。
はたして闇の王は方舟のリングも闇に染め上げるのか?
そちらにも注目しておく必要があるだろう。
そんな多くの話題を振りまいたWTLの準決勝は本日18時半スタートだ。